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展覧会京都市立芸術大学創立130年記念事業協賛 Trouble in Paradise/生存のエシックス

京都市立芸術大学創立130年記念事業協賛
  Trouble in Paradise/生存のエシックス


© Shiro Matsui
© Shiro Matsui
京都市立芸術大学創立130周年記念事業に協賛して開催される本展では、生命、医療、環境、宇宙における芸術的アプローチなど、現代の先鋭的なテーマに挑戦する国内外の12のプロジェクトを紹介します。展覧会を通じて美術家や科学者、アクティヴィストなどが分野横断的な交流を重ねることで、宇宙滞在、発達障害、遺伝子組み換え、認知症、庭園、脳科学など、個別的で一見無関係に見えるこれらのテーマを、相互交流と対話が可能な新しい関係として再配列することを目指します。展覧会を通じて生まれる新しい関係と視点は、私たちの馴染んでいる経験や社会的制度を捉え直すものになるだけではなく、「ヒト、時間、空間」など、「生存」に関わる基本的概念の再構築を促す大きな可能性を含むものになります。
     本展では、鑑賞者が制作のプロセスに触れながら生きた知を収集/生産するためのワークショップや、生命・環境・宇宙・医療と芸術の新しい関係を探る国際シンポジウムが開催されます。また、認知症、自閉症の人々を対象とした作品経験の機会を設定し、芸術・鑑賞・教育と医療の意味を問う対話の場となることも計画しています。そして明治期に於ける京都近代化のシンボルであった琵琶湖疏水を今日的な視点から取り上げ、各々のプロジェクトをメタレベルで関係づけるフィールドワークなども行われます。

(「生存のエシックス」プロジェクトチーム)


3F会場 平面図 PDF(1.51MB)
※1Fにも展示します

※本展覧会に限り、会場内で自由に筆記用具が使えます。
※本展覧会に限り、会場内で写真撮影できます。
※本展覧会は2回目からは団体料金でご覧いただけます。
チケットの半券をチケット売り場でご提示ください。

各プロジェクト紹介ページ
関連イベント
展覧会カタログ収録予定テキスト

会期
2010年7月9日(金)~8月22日(日)

休館日
毎週月曜日
※ただし、7月19日(月・祝)は開館、7月20日(火)は休館

開館時間
通常の開館時間
午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
金曜日の夜間開館日
午前9時30分~午後8時(入館は午後7時30分まで)

主催
京都国立近代美術館

特別協力
京都市立芸術大学

協力
宇宙航空研究開発機構(JAXA)
京都大学大学院医学研究科人間健康科学
京都大学大学院地球環境学堂
ミシガン大学
同志社女子大学
弘前大学理工学部知能機械工学科
社会医学技術学院
株式会社 島津製作所
オムロン株式会社
株式会社 日立製作所
京都市上下水道局
平安神宮
京都府京都文化博物館
ペシャワール会
日本ベーシック株式会社
株式会社 エスティム
創作建築工房 大五
株式会社 松尾工務所
株式会社 吉井工務店
カラーキネティクス・ジャパン株式会社
有限会社 建築商会
満田衛資構造計画研究所
三菱電機ライフサービス株式会社
「西山の郷」グループホーム

協賛
アメリカ大使館
日本学術振興会
アダム・ミツキェヴィチ協会
駐日ポーランド共和国大使館
稲盛財団
株式会社 資生堂


プロジェクト参加者
「生存のエシックス」プロジェクトチーム: 石原友明、井上明彦、加須屋明子、柿沼敏江、高橋悟、砥綿正之、中原浩大、中ハシ克シゲ、松井紫朗、森 公一
京都大学医学研究科人間健康科学: 十一元三、精山明敏、斎藤ゆみ、山根 寛
森本幸裕 (京都大学地球環境学堂)
テンプル・グランディン (動物行動学・自閉症、コロラド州立大学)
デヴィッド・ダン (環境音楽家、アメリカ合衆国)
クリティカル・アート・アンサンブル (メディア・アクティヴィズム、ニューヨーク州立大学)
スサーナ・ソアーズ (美術家、イギリス)
ミシガン大学: rootoftwo + PLY Architecture
アルトゥール・ジミェフスキ (美術家・映像作家、ポーランド)
© Takeshi Maeda
© Takeshi Maeda

© Susana Soares
© Susana Soares

観覧料

  当日 前売り 団体(20名以上)
一 般 850 700 600
大学生 450 350 250
高校生、18歳未満 無料 無料 無料

前売券発売所:チケットぴあ(Pコード:764-231)、ローソン(Lコード:53178)ほか主要ガイド、コンビニエンスストアなど
※本展覧会は2回目からは団体料金でご覧いただけます。
チケットの半券をチケット売り場でご提示ください。

関連イベント
関連イベント一覧

京都市立芸術大学創立130周年記念
国際シンポジウム「Creative Engagement/生存のエシックス」
2010年7月10日(土) Part 1: 生命・環境・芸術
2010年7月31日(土) Part 2: 宇宙・医療・芸術
京都国立近代美術館 1F 講堂
聴講無料、先着100名
主催: 京都市立芸術大学、京都国立近代美術館
※英語は逐次通訳付

講演会: 藤森照信「土と建築」
2010年7月30日(金) 午後6時~ (当日午後5時から整理券配布)
講師: 藤森照信 (建築史家・建築家)
京都国立近代美術館 1F ロビー
聴講無料、先着200名

講演会: 中村 哲「アフガニスタンにおける国際協力/アフガニスタンでの医療活動、用水路建設、難民救済、農業支援の26年」
2010年8月8日(日) 午後2時~ (当日午後1時から整理券配布)
講師: 中村 哲 (医師・ペシャワール会現地代表)
京都国立近代美術館 1F ロビー
聴講無料、先着200名

その他、公開制作、講演会、ワークショップ/アーティスト・トークなどのイベントを多数予定しています。詳細はこちら(6月30日現在)。

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関連リンク

展覧会専用サイト「Trouble in Paradise/生存のエシックス」
展覧会準備ブログ「REPORT on Trouble in Paradise/生存のエシックスレポート」

展覧会カタログ収録テキスト
高橋 悟(京都市立芸術大学美術学部准教授): Trouble in Paradise/Medi(t)ation of Survival: 歩行ガイド/Trail Guide (全文を読む
十一元三(京都大学大学院医学研究科教授): 発達障害を通じた医療と芸術のクロストーク——対人相互性と重力
立木康介(京都大学人文科学研究所准教授): 芸術・思考・心的空間
岩城見一(京都大学名誉教授、前京都国立近代美術館長): 「生存のエシックス」のために —「表現論理」の意味を考える— (全文を読む
他、各プロジェクトについてのテキスト等
関連記事
京都大学新聞「脳血流から芸術作品へ」2010年2月16日
     http://www.kyoto-up.org/archives/948
京都大学新聞「脳科学から芸術作品へ 身体と視覚に与える『ずれ』」2010年3月16日
     http://www.kyoto-up.org/archives/975
広報資料
ポスター(B2判) デザイン案

※緑色の文字はチラシと同様に銀色になりました。

(2010/05/28)

ポスター(B3判) デザイン案

※緑色の文字はチラシと同様に銀色になりました。

(2010/05/31)

チラシ PDF(0.97MB)

(2010/06/15)




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