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開館状況  ─  

所蔵作品 The MoMAK
Collection

当館では国立近代美術館京都分館として開館して以来、運営方針を踏まえ、
日本画、工芸を中心に、優れた美術作品の収集に努めるとともに、
関連する図書資料等の収集にも努めています。

竹内栖鳳《春雪》 1942年

入江波光《摘草》 1928年

上村松園《舞仕度》 1914年

村上華岳《観音之図(聖蓮華)》 1930年

土田麦僊《大原女》 1927年

竹内栖鳳《おぼろ月》 1928年

村上華岳《紅葉の山》 1939年

冨田溪仙《醍醐之華》 1926年

ピエト・モンドリアン
《コンポジションNo. 1》 1929年

アンリ・マティス
《鏡の前の青いドレス》 1937年

岸田劉生《麗子弾絃図》 1923年

安井曾太郎《婦人像》 1930年

長谷川三郎《蝶の軌跡》 1937年

田村宗立《越後海岸図屏風》 1903年

浅井忠《ロワン河畔洗濯場》 1901年

都鳥英喜《真如堂裏》 1906年

田中善之助《朝の出町》 1907年

千種掃雲《浪華の春》 1910年

岸田劉生《芝川照吉肖像》 1919年

ハンス・アルプ《7アルパーデン:アルプ・アルバム(『メルツ』第5号)》 1923年

恩地孝四郎《月映VI》 1914年

谷中安規《汽車空を飛ぶ》 1933年

竹久夢二《絵入小唄集「どんたく」ポスター》 1913年

長谷川潔《風(イエーツの詩に寄す)》 1915年

野島康三《題名不詳》 1930年

ジャン=ウジェーヌ=オーギュスト・アジェ《ブティック#91》 1910年

エドワード・ウェストン
《ヌード》 1936年

ドロシア・ラング《移民の母》 1936年

アルフレッド・スティーグリッツ《ターミナル》 1892年

ロバート・キャパ《スペイン(共和国兵士の死)》 1936年

ウォーレス・ナッティング
《ザ・ダゲレオタイプ》 1900年

富本憲吉《色絵金彩羊歯模様大飾壺》 1960年

北大路魯山人《色絵金彩椿文鉢》 1955年

五代清水六兵衞
《青華蘭四方花瓶》 1924年

楠部彌弌《彩埏「清晨」花瓶》 1983年

八木一夫《距離》 1974年

加守田章二《彩陶角扁壺》 1972年

清水南山《獅子文小箱》 1928年

北原千鹿《置物 兜》 昭和初期

豊田勝秋《鋳銅広口花瓶》 1937年

信田洋《蒸発用湯沸瓶》 1934年

赤塚自得
《竹林図蒔絵硯箱及文台》 1923年

松田権六《蒔絵箱「赤とんぼ」》 1969年

杉林古香/図案:浅井忠《鶏梅蒔絵文庫》 1906年

神坂祐吉《波に松くい鶴卓》 大正期

音丸耕堂《朝顔の図彫宝石筥》 1940年

番浦省吾《秋之夜蒔絵棚》 1930年

氷見晃堂《八稜盆》 1966年

黒田辰秋《拭漆文欟木飾棚》 1966年

飯塚琅玕斎《花籃「富貴」》 1926年頃

飯塚小玕斎《竹刺編菱繋文飾箱》 1974年

稲垣稔次郎《型染 青楓の図屏風》 1948年

小合友之助《屏風「樹」》 1960年

森口華弘《大振袖「梅林」》 1964年

三代田畑喜八《一越縮緬地鳳凰桐文振り袖》 1954年

木村雨山
《変織縮緬訪問着「花」》 1965年

芹沢銈介《型染鯛文着物》 1968年

トーマス・シュトゥルート《ルーヴル美術館4、パリ》 1989年

クシュトフ・ウディチコ《ポリスカー》 1991年

野村仁《「HEARING」についての特別資料室》 1970-76年

森村泰昌
《だぶらかし(マルセル)》 1988年

所蔵作品数

・絵画 6,255点
・彫刻 107点
・工芸 2,807点
・写真 1,959点
・書 83点
・その他 383点
・資料 1,028点

合計 12,622点(2019年3月末現在)

特色あるコレクション Special Collections 京都国立近代美術館では、コレクターや作家などの旧蔵作品を一括して収集しています。

青木繁《女の顔》1904年 青木繁《女の顔》
1904年
芝川照吉コレクション

毛織物商として栄えた大阪の芝川商店の東京支店に勤務しながら、若い洋画家・工芸家を支援した芝川照吉(1871-1923)が遺した約180点の作品・資料。青木繁、岸田劉生、石井柏亭、坂本繁二郎、小川千甕等の絵画や素描とともに、藤井達吉、富本憲吉、バーナード・リーチ、河合卯之助等の工芸、さらには芝川旧蔵書のような関連資料も含みます。

青木繁《女の顔》
1904年
河井寬次郎《白地草花絵扁壺》1939年 河井寬次郎《白地草花絵扁壺》
1939年
川勝コレクション

民藝運動の中心人物であり陶磁器を中心とする制作活動に一生を捧げた河井寬次郎(1890-1966)の全貌を示す425点にも及ぶ作品群。河井の友人であり支援者でもあった川勝堅一氏から寄贈されたもので、河井の初期から亡くなるまでの代表的な作品を網羅していることから、河井研究の基準資料としての役割も担っています。

河井寬次郎《白地草花絵扁壺》
1939年
竹久夢二《セノオ楽譜no.44「蘭燈」》1917年 竹久夢二《セノオ楽譜no.44「蘭燈」》
1917年
川西英コレクション

神戸を拠点に活動した版画家、川西英(1894-1965)が収集した約1,000点の作品・資料。その1/3を占めるのは、独学の彼が私淑し、文通もしていた竹久夢二の作品・資料です。恩地孝四郎、山本鼎、川上澄生等の創作版画のほか、村山知義、高見澤路直、ワルワーラ・ブブノワのような前衛美術家の版画作品も含んでいます。

竹久夢二《セノオ楽譜no.44「蘭燈」》
1917年
池田満寿夫《七つの大罪》1972年 池田満寿夫《七つの大罪》
1972年
M&Yコレクション

戦後日本を代表する版画家・池田満寿夫(1934-1997)の、初期から晩年までの活動を網羅した約800点の作品群。作家の長年のパートナーであった佐藤陽子氏と同氏が運営するM&Y事務所から2007(平成19)年に寄贈されたもので、池田のデビューを飾る東京国際版画ビエンナーレなどの国際展に出品された代表作や初期の貴重な豆本なども含まれます。

池田満寿夫《七つの大罪》
1972年
長谷川潔《玻璃球のある静物》1959年 長谷川潔《玻璃球のある静物》
1959年
長谷川潔の版画作品群

画家・版画家としてフランスで活躍した長谷川潔(1891-1980)が、愛蔵の自作から選りすぐった約180点の作品群。文芸同人誌の表紙や挿絵として制作された初期の貴重な木版画をはじめ、独自に研究を重ねることで再興させたマニエール・ノワール(メゾチント)、ドライポイント、エッチング、アクアチントなど、さまざまな技法に取り組んだ長谷川の創作の軌跡をたどることができます。

長谷川潔《玻璃球のある静物》
1959年
井田照一《La Vie en Rose》1973年 井田照一《La Vie en Rose》
1973年
井田照一の版画作品群

京都を拠点に活動した版画家・井田照一(1941-2006)の約260点の作品群。2011(平成23)年にイダショウイチスタジオから一括で寄贈されました。国内外で高い評価を受けた1960年代から70年代までのリトグラフやシルクスクリーン・プリントの代表作に加え、《Surface is the Between》の継続的シリーズ、アメリカの版画工房クラウンポイント・プレスでのアクアチントの大作などが含まれます。

井田照一《La Vie en Rose》
1973年
上野リチ《壁紙「そらまめ」》1928年以前 上野リチ《壁紙「そらまめ」》
1928年以前
上野伊三郎+リチ コレクション

インターアクト美術学校(前身は建築家の上野伊三郎と工芸家の上野リチ夫妻により1963年に設立されたインターナショナルデザイン研究所)から、2006(平成18)年度に寄贈された、夫妻の手になる建築図面や壁紙、七宝等の工芸作品、資料計700点。

上野リチ《壁紙「そらまめ」》
1928年以前
並河靖之《桜蝶図平皿》明治期 並河靖之《桜蝶図平皿》
明治期
「明治の工芸」コレクション

平成28(2016)年から平成30(2018)年にかけて集中的に収集した、帝室技芸員による優品を含む明治から大正期までの工芸作品のコレクション。陶磁器、七宝、金工、漆工、染織、牙彫など多彩な技法・材質を用いた、当時の殖産興業政策のもとで国外への輸出を目的として製作された「輸出工芸」を中心とする計169点の作品による作品群。

並河靖之《桜蝶図平皿》
明治期
グスタフ・クリムト《ウィーン分離派の蔵書票》1900年頃 グスタフ・クリムト《ウィーン分離派の蔵書票》
1900年頃
「世紀末ウィーンのグラフィック」コレクション

平成27(2015)年に一括購入した302件からなるグラフィック・コレクション。クリムトやシーレによる素描のほか、コロマン・モーザーらの木版画やデザイン原画、雑誌『ヴェル・サクルム』や各種装丁本などを含みます。ウィーン分離派を中心とした世紀末ウィーン(1867-1914年頃)のグラフィック全体を俯瞰しうる希有なコレクションです。

グスタフ・クリムト《ウィーン分離派の蔵書票》
1900年頃
アルフレッド・スティーグリッツ《三等船室》1907年 アルフレッド・スティーグリッツ《三等船室》
1907年
アーノルド・ギルバート・コレクション

アメリカ合衆国シカゴ在住のアーノルド・ギルバート夫妻が約20年間に渡り収集した1050点の写真作品群。1986(昭和61)年に、京セラ株式会社から寄贈されました。アンセル・アダムズ、カルティエ=ブレッソン、エドワード・ウェストンなど近代写真史を飾る巨匠の代表作を多く含んでおり、そのほとんどは作者自身の焼付によるオリジナル・プリントです。

アルフレッド・スティーグリッツ《三等船室》
1907年
野島康三《細川ちか子氏》1932年 野島康三《細川ちか子氏》
1932年
野島康三の写真作品群

近代日本のピクトリアリズムを代表する写真家・野島康三(1889-1964)の活動の全貌を伝える約260点からなる作品群。野島康三遺作保存会から寄贈されました。ブロムオイル印画などの古典技法による貴重なオリジナル・プリントやドイツ新興写真に触発された銀塩写真のほか、岸田劉生や富本憲吉など同時代の芸術家のために自邸で開催した展覧会の記録写真などの関連資料も含みます。

野島康三《細川ちか子氏》
1932年
W. ユージン・スミス《楽園への歩み》1946年 W. ユージン・スミス《楽園への歩み》
1946年
アイリーン・スミス・コレクション

フォト・ジャーナリズムの歴史に偉大な足跡を残したアメリカ人写真家、W. ユージン・スミス(1918-1978)の作品群。《第二次世界大戦》から《水俣》まで、グラフ雑誌『ライフ』に掲載されたフォト・エッセイの代表的シリーズをほぼ網羅した約280点は、《水俣》の取材パートナーだったアイリーン・美緒子・スミス氏が厳選し保管していたものです。

W. ユージン・スミス《楽園への歩み》
1946年