展覧会
LOVEファッション―私を着がえるとき
2024.09.13 fri. - 11.24 sun.
服を着ることは人間の普遍的な営みの一つです。そして装いには私たちの内なる欲望が潜み、憧れや熱狂、葛藤や矛盾を伴って表れることがあります。
着る人のさまざまな情熱や願望=「LOVE」を受け止める存在としてのファッション。そこには万華鏡のようにカラフルな世界が広がっています。
今回の展覧会では、KCI所蔵の衣装コレクションを中心に、人間あるいは生物の根源的な欲望や本能を照射するアート作品とともに、ファッションとの
関わりにみられるさまざまな「LOVE」のかたちについて考えます。展覧会を通して、服を着ることの意味について再び考えてみませんか。
*画像(上):ロエベ/ジョナサン・アンダーソン《ドレス(部分)》2022年秋冬、©京都服飾文化研究財団、撮影:来田猛
関連リンク
公式ウェブサイト
会期
2024年9月13日(金)~11月24日(日)
開館時間
午前10時~午後6時
金曜日は午後8時まで開館
*入館は閉館の30分前まで
休館日
月曜日(ただし、9月16日(月・祝)、9月23日(月・休)、10月14日(月・祝)、11月4日(月・休)は開館)、9月17日(火)、9月24日(火)、10月15日(火)、11月5日(火)
観覧料
一般:1,700円(1,500円)
大学生:1,100円(900円)
高校生:600円(400円)
※()内は前売りと20名以上の団体
※中学生以下は無料*。
※心身に障がいのある方と付添者1名は無料*。
※母子・父子家庭の世帯員の方は無料*。
*入館の際に証明できるものをご提示ください。
※本料金でコレクション展もご覧いただけます。
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コム デ ギャルソン/川久保玲《トップ、パンツ》
2020年春夏、©京都服飾文化研究財団
撮影:来田猛
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ヘルムート・ラング/ヘルムート・ラング《ドレス》
2004年春夏、©京都服飾文化研究財団
ヘルムート・ラング寄贈、撮影:守屋友樹
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ロエベ/ジョナサン・アンダーソン《ドレス(部分)》
2022年秋冬、©京都服飾文化研究財団
撮影:来田猛
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AKI INOMATA《やどかりに「やど」をわたしてみる –Border –》
2010/2019年、京都国立近代美術館蔵
©AKI INOMATA
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ヴォルフガング・ティルマンス 《Kyoto Installation 1988–1999:子宮》
2000年、京都国立近代美術館蔵
©Wolfgang Tillmans
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原田裕規《Shadowing》
2023年©Yuki Harada
関連イベント
LOVEファッション展プレ・セミナー- 日時:
- 2024年5月18日(土)14時~15時30分
- 会場:
- 京都国立近代美術館 1階ロビー
- 主催:
- 京都国立近代美術館、公益財団法人 京都服飾文化研究財団
- 定員:
- 先着40名(当日12時より1階受付にて整理券を配布します。整理券はひとり1枚のみお渡しします)
- 参加費:
- 聴講無料
本展キュレーターより展覧会趣旨と内容についてのご説明、また特別トークとして、作家の朝吹真理子氏と本展出展デザイナーの小泉智貴氏(Tomo Koizumi)に「服へのさまざまな愛情」についてお話頂きます。
■ 内容
Ⅰ「展覧会概要」
本展キュレーター
牧口千夏(京都国立近代美術館 主任研究員)
石関 亮(京都服飾文化研究財団 キュレーター)
小形道正(大妻女子大学 専任講師)
Ⅱ 特別トーク「服へのさまざまな愛情」
朝吹真理子氏(作家)× 小泉智貴氏(Tomo Koizumi デザイナー)聞き手/石関 亮
Ⅲ 団体鑑賞プログラムのご案内
主催
京都国立近代美術館
KCI(公益財団法人 京都服飾文化研究財団)
後援
文化庁
京都府
京都市
京都商工会議所
一般社団法人日本アパレル・ファッション産業協会
一般社団法人日本ボディファッション協会
特別協力
株式会社ワコール
会場デザイン
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