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展覧会

印刷/版画/グラフィックデザインの断層 1957–1979

2024.05.30 thu. - 08.25 sun.

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マス・コミュニケーション時代が到来した戦後の日本では、印刷技術の飛躍的な発展とともに美術と大衆文化の結びつきが一層強まり、とりわけ版画とグラフィックデザインの関係性が議論の対象となりました。本展では、1957年から1979年まで全11回にわたって開催され、当時の気鋭の版画家やデザイナーの活躍の場となった「東京国際版画ビエンナーレ展」に焦点をあて、国立美術館のコレクションから同展の出品作家を中心にご紹介します。
同時代の多様な視覚表現のなかに交錯した版画とグラフィックデザインの様相を通して、印刷技術がもたらした可能性とその今日的意義を改めて検証します。
*画像(上):木村秀樹《鉛筆 2-3》1974年 シルクスクリーン・プリント、方眼紙 京都国立近代美術館蔵


出品リスト 印刷/版画/グラフィックデザインの断層 1957–1979(PDF 1.8MB)
国立工芸館との展示替え作品はこちらからご覧いただけます。


会期 2024年5月30日(木)~8月25日(日)

開館時間 午前10時~午後6時
金曜日は午後8時まで開館(5月31日、6月7日、8月23日を除く)
*入館は閉館の30分前まで

休館日 月曜日(ただし、7月15日(月・祝)、8月12日(月・休)は開館)、7月16日(火)、8月13日(火)

会場 4F コレクション・ギャラリー内

観覧料 一般:430円(220円)
大学生:130円(70円)
*( )内は20名以上の団体。
*高校生以下、18歳未満および65歳以上の方は無料*。
*心身に障がいのある方と付添者1名は無料*。
*入館の際に証明できるものをご提示ください。
*本展はコレクション・ギャラリーの一部を使って開催する展覧会です。
*本料金でコレクション展もご覧いただけます。

夜間割引 夜間開館日(金曜日)の午後6時以降、夜間割引を実施します。
一般 430円 → 220円、大学生 130円 → 70円

無料観覧日 2024年5月30日(木)~6月9日(日)
※4Fコレクション・ギャラリー一部閉鎖のため。詳細はこちら
2024年8月24日(土)
*都合により変更する場合がございます。

主な展示作品

  • 池田満寿夫《夏 1》 1964年
    銅版 東京国立近代美術館蔵

  • 井田照一 《The Spy Surrounds the Spy》 1974年
    リトグラフ、紙、アセテートフィルム、亜鉛版/木箱 京都国立近代美術館蔵

  • 木村秀樹 《鉛筆 2-3》 1974年
    シルクスクリーン・プリント、方眼紙 京都国立近代美術館蔵

  • 横尾忠則《「第6回東京国際版画ビエンナーレ展」ポスター》1968年
    印刷 国立工芸館蔵

  • 杉浦康平「第8回東京国際版画ビエンナーレ展」ポスター(白)1972年
    印刷 国立工芸館蔵

関連イベント

■ギャラリートークをインスタLIVEにて配信
日時:
2024年6月27日(木)18時15分~
解説:
牧口千夏(当館主任研究員・本展担当者)

京都国立近代美術館インスタグラムアカウント


■トークセッション「版画/現代美術の断層」(仮称)

アーティストの播磨みどり氏と髙橋耕平氏をお迎えし、「東京国際版画ビエンナーレ展」を舞台に展開された「版画概念の拡大」の動きと、1980年代以降の写真・映像などの複製メディアを用いた現代美術との間の接続とズレについて考えます。

日時:
2024年7月20日(土)14時~15時30分
登壇者:
播磨みどり(アーティスト)、髙橋耕平(アーティスト)、牧口千夏(当館主任研究員・本展担当者)
会場:
京都国立近代美術館1F講堂
定員:
先着80名(当日11時より1階受付にて整理券を配布します。整理券はひとり1枚のみお渡しします)
参加費:
聴講無料

■リソグラフでZINEをつくろう!

展示作品にも多く使用されている孔版印刷の原理を用いたデジタル印刷機「リソグラフ」を使って、版画表現を楽しみながら、オリジナルのZINE(小冊子)づくりに挑戦するワークショップです。

日時:
2024年7月21日(日)
午前の部=10時30分~12時30分 午後の部=14時30分~16時30分
対象:
小学3年生から大人まで ※小学生は保護者の方同伴でお願いいたします
定員:
各回25名程度(事前申込制・先着順)
講師:
小田晶房(Hand Saw Press Kyoto)
協力:
理想科学工業株式会社

詳細は、こちらから

広報資料 チラシ(PDF 2MB)

巡回
国立工芸館 2023年12月19日(火)~2024年3月3日(日)

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