MoMAK Films

NFC所蔵作品選集 MoMAK Films
 チェコ映画への誘い――チェコの映画ポスター展に関連して
 4月26日(土)・27日(日)

 「チェコの映画ポスター」展の関連企画として、60〜70年代のチェコ映画3本を上映する。「人間の顔をした社会主義」の実践として民主化・自由化政策が進められた「プラハの春」(1968)は、ソ連軍が率いるワルシャワ条約機構軍の軍事介入により、終焉を余儀なくされる。ここでは、「プラハの春」の最中の1本と、それ以前、以後の代表的作品を1本ずつ配して、激動の時代のチェコ映画の流れを辿る。あわせて、ペトル・ホリー氏(チェコセンター前館長)による講演会「チェコ・ヌーヴェル・ヴァーグの時代」を開催する。

会場情報と料金については、こちら
4月26日(土)14:00-16:42
  『マルケータ・ラザロヴァー Marketa Lazarová』
1967年(チェコスロバキア) (162分・35mm・白黒・日本語字幕付)
Marketa Lazarova
©NÁRODNÍ FILMOVÝ ARCHIV
 暴行と強奪を繰り返す盗賊騎士団の首領の息子ミコラシュ。敵対するグループの首領の娘マルケータは自らを犯したミコラシュを愛してしまう。倫理なき争いと簒奪に満たされた中世を舞台に、キリスト教と異教の対立を交錯させつつ、二人の呪われた恋を描き出した、チェコ映画史上の傑作として名高い歴史大作。(フィルム提供・協力:チェコセンター)
監督・脚本フランチシェク・ヴラーチル
原作ヴラヂスラフ・ヴァンチュラ
脚本フランチシェク・パヴリーチェク
撮影べドジフ・バトカ
音楽ズデニェク・リシュカ
出演マグダ・ヴァシャーリオヴァー、フランチシェク・ヴェレツキー、 ヨセフ・ケムル、ミハル・コジュフ、ナジャ・ヘイナー、 パヴラ・ポラーシュコヴァー
4月27日(日)14:00-15:29
 『抵抗のプラハ Klíč』
1971年(チェコスロバキア) (89分・35mm・カラー・日本語字幕付)
抵抗のプラハ
©NÁRODNÍ FILMOVÝ ARCHIV
 1938年、独英伊の大国間の妥協によってミュンヘン協定が締結された。翌年のドイツ軍のズデーテン地方侵攻、 チェコスロヴァキア占領にともない地下に追いこまれるチェコ共産党。その徹底した弾圧に対する抵抗活動のなかで、逮捕される中央委員ヤン。同志たちは彼の素性をあかさぬまま次々と処刑されていく。
監督ウラジミール・チェフ
脚本カミール・ピクサ
撮影ヴァーツラフ・フニュカ
音楽シュテパーン・ルッキー
出演フランディシェク・ヴィツェナ、ヴィルヘルム・コッホ=フーゲ、ギュンター・フレリープ、ヴラスタ・ヴラスコーヴァ、ザネック・ケンプ
4月27日(日)15:50-17:11
 『受難のジョーク Žert』
1968年(チェコスロバキア) (81分・35mm・白黒・日本語字幕付)
抵抗のプラハ
©NÁRODNÍ FILMOVÝ ARCHIV
 共産主義を揶揄する"冗談"の葉書を恋人に送った廉で、共産党と大学から追放された青年が、彼の告発者の妻を誘惑し、復讐を果たそうとする。国立芸術アカデミーで映画を学んだミラン・クンデラの初長篇小説にして、国際的な出世作となった『冗談』を原作に、「プラハの春」の最中に公開され、大ヒットを記録した。
監督ヤロミル・イレシュ
原作ミラン・クンデラ
脚本ヤロミル・イレシュ、ミラン・クンデラ
撮影ヤン・チュリク
音楽ズデニェク・ポロラニク
出演ヨゼフ・ソムル、ヤナ・ヂテトヴァー、ルジェク・ムンザル、エヴァルト・ショルム
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