展覧会生活と芸術——アーツ&クラフツ展 ウィリアム・モリスから民芸まで
生活と芸術——アーツ&クラフツ展 ウィリアム・モリスから民芸まで
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ウィリアム・モリス 《果実あるいは石榴(5番)》
1862年(制作は1864年)
© V&A Images/Victoria and Albert Museum
Given by Morris and Co.
「アーツ&クラフツ展」へようこそ。19世紀後半にイギリスで興ったデザイン運動「アーツ&クラフツ」の広がりを、ウィリアム・モリスを中心とするイギリス、ウィーン工房がひときわ輝いたヨーロッパ、そして民芸運動が花開いた日本での美しい作品からたどります。装飾芸術の殿堂、ロンドンのヴィクトリア&アルバート美術館(V&A)との共同企画で、V&Aと国内の美術館などから、家具、テーブルウェア、ファブリック、服飾、書籍やグラフィック・デザインなど約280点を一堂に出品します。必見は、柳宗悦らが昭和初期に建てた「三国荘(みくにそう)」の再現展示です。柳の収集品や若き濱田庄司、河井寬次郎、黒田辰秋らの作品で飾られた室内には、民芸の原点を見ることができます。
手仕事の良さを見直し、自然や伝統から美を再発見し、シンプルなライフスタイルを提案する。アーツ&クラフツが生み出した精神は、現代の生活に影響を与えながら、今なお遠い理想のようにも映ります。モリスや仲間たちが作り出した家具や壁紙、当時の最先端都市ウィーンの前衛的な家具やグラフィック、「用の美」を見いだした民芸の美意識を味わいながら、生活のなかの芸術について思いをはせる機会となるでしょう。
関連イベント
記念講演会「アーツ&クラフツの国際的展開」(仮題)
日時:9月13日(土)午後2時~3時30分
(当日午前11時から整理券配布)
講師:カレン・リヴィングストン(ヴィクトリア&アルバート美術館学芸員)
場所:当館1階講堂 聴講無料、先着100名
記念講演会「三国荘の建築」(仮題)
日時:10月4日(土)午後2時~3時30分
(当日午前11時から整理券配布)
講師:川島智生(建築史家)
場所:当館1階講堂 聴講無料、先着100名
- 関連リンク
- 「生活と芸術——アーツ&クラフツ展」 公式サイト
- 会期
- 平成20年9月13日(土)~11月9日(日)
- 休館日
- 毎週月曜日
※祝日の場合(9月15日、10月13日、11月3日)は開館
火曜日(9月16日、10月14日、11月4日)に閉館 - 主催
- 京都国立近代美術館、朝日新聞社
- 企画
- ヴィクトリア&アルバート美術館
- 後援
- ブリティッシュ・カウンシル、外務省、文化庁
- 協賛
- 大日本印刷、大阪芸術大学
- 協力
- 日本航空
- 観覧料
当日 | 前売り | 団体(20名以上) | |
---|---|---|---|
一 般 | 1300 | 1100 | 1000 |
大学生 | 1000 | 800 | 700 |
高校生 | 500 | 300 | 200 |
中学生以下 | 無料 | 無料 | 無料 |
前売券発売所:チケットぴあ・ファミリーマート(Pコード:688-278)
ローソン(Lコード:58794)ほか主要ガイド、コンビニエンスストアなど
※8月13日より発売
- 広報資料
- プレチラシ PDF形式(3.33MB)
チラシ PDF(922KB)
- 巡回先
- 東京都美術館 平成21年1月24日(土)~4月5日(日)
- 愛知県美術館 平成21年6月5日(金)~8月16日(日) (予定)
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