ビュッフェ展―その芸術の全貌―

　戦後のフランス画壇に彗星のように登場し、鋭利な線描と黒白を基調にした冷い色彩によって、孤独で不安にみちた独特の画風を展開したベルナール・ビュッフェは、現代具象絵画のもっとも有能な作家として、今や世界的に高い名声を得ている。
本展はビュッフェのもっとも初期の作品から、最近作に及ぶ84点の作品をあつめて、その画業の全貌をとらえようとするものであって、本館における東京展にひき続いて、当分館で展観された。

会期

5月30日―6月30日(28日間)

入場者数

総数52,230人(1日平均1,865人)

共催

日本経済新聞社

後援

外務省　文部省　フランス大使館

出品作品数

84点

パネル

趣旨　和文1　仏文1　作者挨拶および肖像写真1　ビュッフェの言葉　若干

カタログ

ビュッフェ展(その芸術の全貌)　28.7×21.2　本文8p.　原色2p.　単色32p.　図版カラー1点　モノクロ41点
ベルナール・ビュッフェの言葉
「挨拶」国立近代美術館長　稲田清助、日本経済新聞社社長　萬直次
「ビュッフェの芸術」今泉篤男
ベルナール・ビュッフェ略年譜
出品目録
主な邦文参考文献

新聞雑誌関係記事

日経　5.25, 5.28, 5.30, 5.30–6.9
毎日(夕)　6.6, 6.18
朝日6.6
読売(夕)　6.6(中村義一)
産経(夕)　　5.2
芸術新潮　161(生野幸吉)
美術手帖　221(池田満寿夫)
三　彩　162(大島辰雄)
みづゑ　700 別冊みづゑ

東京展

会期

4月11日―5月12日(28日間)

入場者数

総数80,563人(1日平均2,877人)

このページの先頭へ