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「リュイユ―フィンランドのテキスタイル:トゥオマス・ソパネン・コレクション」関連ワークショップ
『リュイユ技法でミニアチュール作品を作る』
リュイユの魅力は、微妙に異なる色の糸が点描のように複雑に組み合わされ、目に見える無数の階調が表現されていることによって「やわらかな色面」を感じさせる点にあります。このワークショップでは、染織作品の調査でフィンランドに滞在し、現代のリュイユの在り方を実体験された作家の堤加奈恵さんをお招きします。そして、リュイユの技法などについてのお話を伺いながら、オリジナルの制作キットを用いた作品制作を行います。制作した作品はお持ち帰りいただけます。
「リュイユ展」について詳しくはこちら
日時 | 2023年3月5日(日)①10時30分~12時30分 ②14時~16時 |
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会場 | 京都国立近代美術館 |
対象 | 小学生以上、どなたでも(小学校低学年の方が参加される場合は保護者の方が同伴ください) |
定員 | 各回10名・事前申込制 |
参加費 | おひとり 500円(別途、展覧会のチケットをご用意ください) |
申込方法 | ※2月20日(月)12:00(正午)申込締切 ※申込者多数の場合は抽選を行い、2月20日以降、お申込みされた全ての方へご連絡いたします。 |
講師 | 堤加奈恵(繊維造形作家) 1986年京都生まれ、2011年京都精華大学大学院芸術研究科染織領域修了。現在は京都を拠点に、現存する染織技術を習い実践し、その技術に集約されている先人の知恵と、かつての生活と染織の在り方に触れることで取り込んだ感情や事象を元に作品を制作している。2018年、関西日本・フィンランド協会の文化交流派遣留学生として伝統染織技法の実践・リサーチを目的にフィンランドに滞在。現地で現代のリュイユの在り方を実体験してきた。 近年の展示に、「Weaving New Worlds: Contemporary Tapestry」 (ウィリアムモリスギャラリー、ロンドン、2018)「HIKARI NO KEHAI」(LOKAL + ギャラリー、ヘルシンキ、2019)、京都芸術センター支援事業「ラプソディー」(GALLERY GALLERY、京都、2020)「テキスタイルの未来形」(宝塚芸術文化センター、2021)、「Pretend play always touches my inner part 森の人になりたかった」(堀川新文化ビルヂング、京都、2022)。 https://www.kanaetsutsumitextile.com/ |