お知らせ

ポストモダンの時代におけるアートの可能性
  「アートリンク日米フォーラム」京都セッション

20世紀は個の確立、主体性の尊重が重んじられる時代でした。一方、今、私たちが生きる21世紀は、〈関係性〉のなかにこそ個人や集団がよりよく生きるカギがあると考えられるようになっています。
     そこに「アート」の可能性があります。アートは自己理解、他者理解を可能にし、自分と世界との〈関係〉をつくりだしていくからです。
     アメリカ・フロリダ州において「アートリンク(Artlink)」を提唱しているアートNPO「クリエイティブ・クレイ(Creative Clay)」の関係者が来日します。来日にあわせ、あらためて「アートリンク」の概念を問い、ポストモダンの時代における新しいアートの可能性について考えてみませんか。

日時:
2007年4月25日(水)午後6時〜8時
※受付は午後5時30分より

場所:
京都国立近代美術館1階講堂

聴講料・定員:
聴講無料、先着100名(申込順)
※参加申込要(お申し込み方法参照)、申込締切:4月18日(水)

主催:
財団法人たんぽぽの家

共催:
エイブル・アート・ジャパン、京都国立近代美術館

協力:
Creative Clay Inc.、ミュージアム・アクセス・ビュー、京都造形芸術大学

協賛:
花王株式会社、シミック株式会社

障害のある人とアーティストとがペアを組み、共同制作に取り組むプロジェクト。
クリエイティブ・クレイが発案し、日本にもその概念が紹介され、各地に広まっています。作品完成に至るまでのプロセスや関係性も重視しながら社会に発信するスタイルが注目されています。

対象者

参加型・協働型のアートとそのプロセスの可能性について興味のある人。
アーティスト、教員、学生、社会福祉職員、障害のある人やその家族など。

プログラム

※都合により報告者およびプログラムの一部が変更になる場合があります。ご了承ください。

@はじめに
日本、アメリカあるいは世界の現状、その諸問題に対してのアートの広義の可能性を探ります。
A基調講演:『アートリンクとは何か』
アートの社会的意義を照らし出していく「アートリンク」のミッションと可能性について、創始者からお話いただきます。
B事例報告:『社会におけるアーティストの役割』
                  『京都におけるアートリンクの取り組み、協働の場づくり』ほか
参加型・協働型のアートとそのプロセスの可能性、アーティストの役割、障害のあるアーティストと関わるアーティスト双方の価値を高める効果、コミュニティ全体を巻き込むプロセスの意義についてなど、日米の関係者が報告します。

C質疑・意見交換
事例を振り返って、日米双方の関係者のみなさんと参加者のみなさんとで意見交換を行います。

報告者

Grace-Anne Alfiero
(グレース・アン・アルフィエロ)
クリエイティブ・クレイ ディレクター、造形作家

フロリダ州にて15年にわたり、障害のある人のアートコミュニティ参加促進のための活動を展開。1995年に「クリエイティブ・クレイ」を設立。特別なニーズをもつグループを対象にしたアートマネジメント分野の専門家として支持されている。
Sarah Ellen Smith
(サラ・エレン・スミス)
ジュエリー作家

プロのアーティストとして25年間さまざまなメディアを使った創作活動を展開、フロリダやニューヨークでアート教室を主宰。アートリンクに2度参加し、「芸術は言語、文化、知性の壁を越えることができ、また芸術を教えることが自分の創造性を豊かにした」と語る。
David Williams
(デイビッド・ウイリアムス)
画家・版画家

プロのアーティストとして、美術館への収蔵コレクション、出版物掲載多数。自身の作家活動と並行してアートリンクに参加。障害のある人とのイメージの交錯を絵画として表現した。
白井 翔
(しらい・しょう)
神戸山手大学学生

眼の病気により3歳の頃から徐々に視力を失い、10歳で完全失明。幼い頃から粘土が好きで作品をつくり、中学では陶芸部に入部し多数の作品を制作。登山、カヌーなどの自然に親しむスポーツが好き。障害者カヌー協会会員。2005年、アートリンク・プロジェクトに参加。
アマカワ ユイ
(あまかわ・ゆい)
会社員、造形作家

大学在学中より病院に壁画を描くプロジェクト、参加型の移動式展覧会などの運営に参加。現在は、看板やふすま絵の制作、ライブペインティング、プールに園児と絵を描くなど、人とアートをつなぐ場所なり機会なりを模索しつつ制作をかさねる。2005年、アートリンク・プロジェクトに参加。
阿部 こずえ
(あべ・こずえ)
ミュージアム・アクセス・ビュー代表

京都精華大学在学中に障害のある人の表現に興味をもち、展覧会の運営を体験。卒業後、関連書籍の出版およびアートプロジェクトの運営に参加。2002年、視覚障害者の美術鑑賞や創作活動に興味を持ち、言葉で絵を鑑賞するグループ、ミュージアム・アクセス・ビューを主宰。

コーディネーター

播磨 靖夫
(はりま・やすお)
財団法人たんぽぽの家理事長/エイブル・アート・ジャパン常務理事

お申し込み方法

下記のフォームからお申し込みください。または、(1)お名前、(2)お電話orメール、(3)ご所属または在学先の項目を明記のうえ、2007年4月18日必着で下記事務局まで、FAX、メール、電話もしくは郵送でお申し込みください。
なお、定員になり次第締め切らせていただきます。
※申込締切:4月18日(水)

お申し込み・お問い合わせ先

「アートリンク日米フォーラム」京都セッション係
〒630-8044 奈良市六条西3-25-4
財団法人たんぽぽの家 内
電話 0742-43-7055
FAX 0742-49-5501
お申し込みフォーム http://popo.or.jp/form/entry_artlinkf.html
詳細 http://popo.or.jp/new/detail.php?cid=122

関連企画

「アートリンク日米フォーラム」は全国3ヵ所で開催します。ご興味のある方は、事務局までお問い合わせください。

     岡山セッション: 4月20日(金) 岡山県天神山文化プラザホール
     東京セッション: 4月28日(土) 東京都現代美術館 講堂

企画展及びコレクション・ギャラリーのご観覧料は別途であることをご了承下さい。


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