学習支援活動

Museum Access View(ミュージアム アクセス ビュー)の鑑賞ツアー

視覚障害のある方もない方も、対話をしながら一緒にアートを体感することを目的とした鑑賞ツアーを、当館のフンデルトヴァッサー展で行いました。

スケジュール:

10:30〜11:00 組分け・説明など
11:00〜12:30 フンデルトヴァッサー展鑑賞
12:30〜13:30 昼ご飯を食べながら、感想タイム
参加された方の感想
1.  特に注意して鑑賞した点について
 ○ 1つ1つの作品に時間をかけて鑑賞した。
 ○ 曲線に注目。色の説明。抽象作品なので絵の意味することの捉え方が難しい。初期の具象の作品と抽象作品の違い。
 ○ 作家が自然と共生しようとして作った作品と受けとめ、それをどのように表現しているのかを探りながら鑑賞した。色や形は自然と溶けあっているかどうか。
 ○ 渦巻や曲線の使い方に注目した。
 ○ 全体像というよりは細部。線の動き。
 ○ どこかに人の気配があったのでそこに注目した。
 ○ 見たままをすぐ説明することはできるが絵は難しい。
 ○ 自分の印象や感想を憶測で言ってしまって良いのかどうか不安を感じる。
 ○ 思ったことを言う。

2.  もっと説明してほしかったことについて
 ○ 十分だった。
 ○ 作家の生い立ちや思想などについて、もう少し詳しく知りたかった。ある程度、そのような情報があれば作品理解に反映できたのかもしれない。
 ○ 立体についての説明は絵画等にくらべて難しい。手で触れることができれば理解しやすかった。
 ○ 4名で鑑賞しているのに1人の解釈しか聞けなかったのが残念。他の視点が入っても良い。
 ○ 先にタイトルを読んでもらってから、作品の説明を聞いた方がイメージしやすいように思う。
 ○ 明るさ暗さと言われてもわかりにくい。
 ○ タイトルが抽象的なので、タイトルと内容を結びつけるのに時間がかかった。
 ○ 大まかな全体像をつかんでから内容に入ってほしい。
 ○ 会場の雰囲気や、画家について少しでも把握してから見ると分かりやすい。

3.  どんな説明の仕方が分かりやすいか、アイディア等について
 ○ 色づかいなどを詳しく。
 ○ 他のところでは、絵の下から上へ細かく描かれているものや構図を具体的に説明していくというやり方をしていたが、ビューはどちらかというと、もっと自由に作品から受ける印象などを語り合っている。どちらのほうがベターなのか?
 ○ 説明する順番として、大まかな形→色→内容(作品の意図みたいなもの)であると分かりやすい。
 ○ 作品の大きさをまず説明し、タイトルおよび色彩・構図を具体的に説明する。
 ○ 作品はある程度、的を絞って鑑賞した方が理解しやすい。
 ○ 複数の人の意見を聞く方がいろんなイメージが浮かびやすい。違う意見も参考になる。
 ○ 思ったことを言う。

4.  お互いに絵の鑑賞を通じて生まれた会話で印象に残ったことについて
 ○ 作家の人間像について。
 ○ 自然を大切にしようという考え。
 ○ 人との出会い。
 ○ 建物について。外側からの視点でしか見ることができないので、内部はどうなっているか。
 ○ 作家の作風が生涯あまり変わらなかったということに驚いた。
 ○ 自然との共生を目指して作られた建造物だが、木の緑と調和しているのか、日本人の我々と違った感覚を感じた。
 ○ 渦巻の描き方が、内から外へ、外から内へ流れているのか?渦巻の形や勢い、さらに渦巻の到達点がどのようになっているのかが話題になった。
 ○ 例えば「夜景がキレイ」と言われても分からないが、キレイと感じる人の隣にいるのが楽しい。
 ○ 近代合理主義は良いのか、悪いのか。
 ○ 食べ物。
 ○ 大阪の税金。

5.  鑑賞ツアーを通しての意見・感想
  ○ もう30分鑑賞時間を長くしてほしい。時間が足りなかった。
  ○ ジオラマにさわれたら良かったと思う。
  ○ 点図は鑑賞上、大変役に立った。
  ○ 解説を聞くより、一緒に見て、いろんなものを発見するほうが心に残る。
  ○ 一人の人が一方的に話すと会話が弾まない。
  ○ 見えない方の発言がコミュニケーションのきっかけとなる。そして見えない方の質問に、表現を駆使して必死でこたえることが自分の力で視ることにつながる。同じ作品を見ていても、それを言葉に表現するとき、違う言葉での表現がいくつも出てくるのが面白い。

Museum Access View(ミュージアム アクセス ビュー)のホームページ
http://www.nextftp.com/museum-access-view/

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