2022年12月、京都岡崎地域にて、アートを通して障害のある方もない方もともに、共生社会や多様性について考える「CONNECT⇄_」が開催されます。京都国立近代美術館ではこのプログラムの一環として、筆談鑑賞会「かく⇄みる⇄つながる」を開催します。
声を使わずに「かく」ことでアートを鑑賞してみませんか。このプログラムでは、耳の聞こえない鑑賞案内人の小笠原さんと一緒に、作品を見て感じた印象や浮かんだ疑問を文字や絵をかくことで伝え合います。新しい意見や感じ方にふれることで、どんな新しい気づきがあるでしょう。聞こえる人と聞こえない/聞こえにくい人が一緒に楽しめるプログラムです。
実施報告
筆談鑑賞会「かく⇄みる⇄つながる」記録映像
- 日程
- 2022年12月18日(日)①11:00~12:30 ②14:30~16:00
- 会場
- 京都国立近代美術館 1階講堂
- 定員
- 各回8名(要事前申込)
- ファシリテーター
- 小笠原新也(耳の聞こえない鑑賞案内人)
- 申込方法
- 「CONNECT⇄_」ウェブサイトからお申し込みください
【ファシリテータープロフィール】
小笠原 新也(耳の聞こえない鑑賞案内人)
生まれつき耳が聞こえない。アート愛好者の両親に連れられて3歳から美術館に通う。休暇には国内外の美術館や野外芸術祭を巡り、様々なアートとの対話を無上の喜びとする。徳島県立近代美術館、TURNフェス等で筆談による対話型鑑賞プログラムを実施。「手話マップ」メンバー。