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講演会「小林康夫、池田満寿夫を語る」

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講演会「小林康夫、池田満寿夫を語る」


2009年8月18日(火) 午後2時〜3時30分
当日午前11時から整理券配布
京都国立近代美術館 1F 講演室
聴講無料、先着100名

フランス現代哲学を背景にジャンルを問わず現代芸術・文学のクリティックを行う小林康夫さん。1994年にベストセラーとなった『知の技法』(東京大学出版会)の編者としても有名です。NHK新日曜美術館の解説などテレビでもおなじみですが、じつは大の池田満寿夫ファンだったのです。 8月18日(火)から23日(日)まで、当館では鑑賞者グループが企画した「京菓子で味わう池田満寿夫の世界」を開催します。この企画では当館のコレクションである池田満寿夫作品を、京都の老舗の職人さんたちが京菓子で表現し、美術館で展示します。あわせて4階コレクションギャラリーでは池田満寿夫の実際の版画作品をご鑑賞いただけます。
     この機会に池田満寿夫について、小林康夫さんの私的で楽しいトーク形式の講演会を開催いたします。トークには「京菓子で味わう池田満寿夫の世界」に出品・監修をする「有職菓子御調進所 老松」主人の太田達さんにもご参加いただきます。小林康夫さんと太田達さんは、世界中でユニークな茶会を展開するお茶仲間。二人の意外な接点から何が飛び出すのでしょうか。
     「池田満寿夫は私の青春時代のアイドルの一人だった」と語られる小林さんの、広範な知識と自由なイメージが交錯するお話をお楽しみください。

小林 康夫(こばやし やすお、1950年東京都生まれ)

東京大学大学院総合文化研究科教授。専門は、表象文化論、現代哲学、フランス現代文学。

1974年東京大学教養学部教養学科フランス分科卒業、76年同大学院比較文学比較文化専攻修士課程修了。78年フランス政府給費留学生としてパリ第10大学(テクスト記号論)留学、81年に同・第3課程博士号取得。86年より東大教養学部助教授、93年より教授。『知の技法』の編者として有名になる。なお、03年にはフランス政府より「パルム・アカデミック(教育功労章)」シュヴァリエを授与されている。

太田 達(おおた とおる、1957年生まれ)

有職菓子御調進所老松主人。池坊学園教授・京都女子大学・立命館大学・京都精華大学非常勤講師。専門は、食文化、宴会論。国内外でユニークな茶会を開催。共著に『茶道学大系4懐石と菓子』(淡交社,1999),『菓子の茶事を楽しむ』(淡交社2002)『京の花街 ひと・わざ・まち』(日本評論社,2009)他。NHK「課外授業ようこそ先輩」「きょうの料理」など出演多数。

展覧会のご観覧料は別途であることをご了承下さい。


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