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国際交流基金(ジャパンファウンデーション)京都支部
2007年度 第5回フェローセミナー
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国際交流基金(ジャパンファウンデーション)京都支部
2007年度 第5回フェローセミナー
国際交流基金(ジャパンファウンデーション)では、フェローシップ・プログラムにより海外の日本研究者を日本に招聘し、研究する機会を提供 しています。京都支部ではその研究成果の発表の場としてフェローセミナーを実施しています。このたび2007年度第5回セミナーを以下の通り開催致しますので、ご案内申し上げます。今回は京都国立近代美術館との共同プロジェクトとして、同美術館より会場提供をはじめとする協力を得て実施します。多くの皆様のご参加をお待ちしています(今回の発表は日本語で行われます。 通訳はありません)。
- 日時:
- 2007年12月8日(土)午後2時〜4時(当日午前11時から整理券配布)
研究発表:午後2時〜3時、質疑応答:午後3時〜4時 - 場所:
- 京都国立近代美術館1階講堂
- 聴講料・定員:
- 聴講無料、先着50名
- 主催:
- 国際交流基金(ジャパンファウンデーション)京都支部
- 共催:
- 京都国立近代美術館
テーマ:「日本漆器のヨーロッパでの受容:ヨーロッパのコレクターと日本の商人」
19世紀後半—それは江戸時代から明治にかけての日本が開国を迎えた時期でしたが—におけるヨーロッパ大陸での日本漆器の収集活動のパターンを正確に理解するには、それ以前の17世紀から18世紀の状況を概観し、漆器の美術史的受容への十分な研究がなければ不可能です。明治時代には、日本漆器の通商のしくみや市場のあり方だけではなく、その収集活動に影響したあらゆる要因—ヨーロッパでの漆器の美意識と歴史の再考、収集家の好み、個人コレクションの構造、19世紀の美術品の変容にともなう美術館収蔵品の体系化—にも著しい変化がありました。今回のセミナーではこのような内容を中心に講演を行います。
講師: Monika BINCSIK(モニカ・ビンチク)氏 (ハンガリー/2006年度基金フェロー)
モニカ・ビンチク氏は美術史修士、日本研究者。エォトヴェシ・ロラーンド大学(ブダペスト)卒業。専門は日本の工芸美術、日本学、海外での日本美術収集。現職はホップ・フィレンツ東洋美術館(ブダペスト)日本美術担当学芸員。国際交流基金日本研究フェローとして2007年3月に来日。現在京都大学大学院文学研究科 根立研介教授の指導のもと、「明治期の古美術商会史—ヨーロッパでの日本工芸品、特に漆器の収集活動史、ハンガリーを中心に」をテーマに研究活動中。
- 問合せ先:
- 国際交流基金(ジャパンファウンデーション)京都支部
〒604-8186
京都市中京区車屋町通御池下ル梅屋町361-1
アーバネックス御池ビル東館4F
TEL: 075-211-1312 FAX: 075-255-1273
企画展及びコレクション・ギャラリーのご観覧料は別途であることをご了承下さい。
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