会員制度友の会 2011(平成23)年度 事業報告
友の会 2011(平成23)年度 事業報告
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『開館60 周年 神奈川県立近代美術館のすべて(葉山・鎌倉・鎌倉別館)
をめぐる鎌倉周遊の旅』
- 日時:2012年3月3日(土)~4日(日)
- 参加者数:8名
- 参加費:40,000円
当館で今年度最初に開催した展覧会「すべての僕が沸騰する―村山知義の宇宙」展は、今年の2月に神奈川県立近代美術館 葉山館から始まりました。友の会では、3月3日に葉山で行われたやなぎみわのパフォーマンスイベント「新・劇場の三科」を鑑賞するため、鎌倉ツアーを開催しました。二日目は朝から神奈川県立近代美術館 鎌倉館を訪問し、本館では水沢館長による解説を、別館では橋学芸員による解説を聞きました。昼食後は自由行動を中心として鎌倉の名所や名物の買い物をそれぞれ満喫し、鎌倉をあとにしました。
旅行日程
一日目 | 二日目 |
---|---|
京都駅集合 | 鎌倉駅近辺で朝食 |
新横浜駅で横浜線に乗り換え、逗子に到着 | 神奈川県立近代美術館 鎌倉館の本館、 別館にて鑑賞及び解説 |
昼食後バスで移動、山口蓬春記念館にて解説 | 昼食後、鏑木清方記念美術館で鑑賞 |
神奈川県立近代美術館 葉山館にて村山展を鑑賞 | 自由行動(鶴岡八幡宮や大仏を訪問) |
やなぎみわ、パフォーマンスイベントを鑑賞 | 鎌倉駅で集合 |
ホテルニューカマクラにて宿泊 | 新横浜駅で新幹線に乗り換え京都へ |
葉山館前で
ホテルニューカマクラにて
鎌倉館本館で水沢館長の解説
鎌倉館別館の前で
2012年度は、「友の会連続ツアー・三都(京都・大阪・神戸)の近代建築をめぐって」と題したツアーを計画しており、5月は第一回の「京都に『京都国立近代美術館50周年記念展』関連施設を訪ねて」を開催します。(申し込みは締め切りました) 隔月で行われるため、残りの二回分の参加も是非お待ちしております。
友の会特別企画 版画家・川西祐三郎アトリエ訪問
- 日時:11月23日(水)午後1時45分~4時30分
- 参加者数:5名
- 解説者:山野英嗣(当館学芸課長)
「川西英コレクション収蔵記念展 夢二とともに」の友の会特別企画として、川西英の三男である神戸在住の版画家・川西祐三郎氏のご自宅に訪問しました。父・英との想い出の話や、川西英と竹久夢二との関係、もちろんご自身の作品についてお話いただいたあと、木版画の実演を拝見しました。その後阪急御影駅付近にある老舗洋菓子店「高杉」で、展覧会担当者と図録を見ながら「川西英コレクション」について歓談しました。
北村武資展 友の会特別企画
- 日時:10月15日(土)午後3時30分~5時30分
- 参加者数:8名
- 解説者:松原龍一(当館主任研究員)
北村武資展における友の会特別企画として、北村先生のアトリエ訪問が実現しました。先生ご本人による、「羅」や「経錦」の解説にくわえ実演も披露してくださり、その技術の高さを目で見て感じとることができました。その後、美術館会場で約1時間、展覧会担当者が選んだ作品の解説を中心に、参加者の質問にも答えながら鑑賞しました。
二週間限定公開の《黒船屋》をみて、
夢二ゆかりの地・榛名様をめぐる友の会ツアー
- 日時:2011年9月17日(土)~18日(日)
- 参加者数:5名
- 参加費:53,000円
今年11月、京都国立近代美術館では「川西英コレクション収蔵記念展 夢二とともに」を開催します。当コレクションには竹久夢二の作品が多く含まれており、展覧会も夢二を中心に紹介します。夢二の代表作で、9月16日の夢二の誕生日を前後に年に2週間限定公開される《黒船屋》は、群馬県伊香保にある「竹久夢二伊香保記念館」でのみ見られます。今回のツアーは《黒船屋》の鑑賞を中心に、夢二ゆかりの地を訪問する内容で企画しました。記念館の館長による解説会をはじめ、館長もおすすめの洋風旅館での宿泊、希望者は温泉街の365段の石段にも挑戦しました。二日目は近隣の美術館・ハラミュージアムアークを訪問、すぐ隣の伊香保グリーン牧場にも寄り、最後は榛名山・湖のきれいな景色を楽しみながら、夢二のアトリエと歌碑を訪問しました。
旅行日程
一日目 | 二日目 |
---|---|
京都駅集合 | ハラミュージアムアークへ |
群馬県渋川市到着、夢二記念館へ移動 | 伊香保グリーン牧場へ |
昼食後、記念館鑑賞及び館長の解説 | 榛名山・湖にある竹久夢二のアトリエを訪問 |
ホテルにて夕食 | 夢二の歌碑を訪問 |
伊香保温泉街散策 | 昼食後、高崎市から新幹線で京都へ |
バスで夢二記念館へ
日本昔硝子館「義山楼」
温泉街の石段
ハラミュージアムアーク
榛名山と皆さん
友の会事務局では今年に入って2度目のツアーを開催しました。今後は、近場での特別イベントもたくさん企画する予定です。特に来年、館内修繕工事の為に休館する1~3月の間にも、友の会の皆さんとの交流を深めるべく案を練っておりますので、友の会ニュースを是非ご覧ください。
モホイ=ナジ展 友の会特別解説会
- 日時:8月6日(土)午後2時~3時
- 参加者数:13名
- 解説者:牧口千夏(当館研究員)
モホイ=ナジ展にて、友の会特別解説会を行いました。
今回の参加者は13名、展覧会担当者とともに会場を一周しました。ハンガリー時代の絵画、キネティック彫刻の代表作《ライト・スペース・モデュレータ》、フォトグラムの写真作品や資料を紹介しました。3階と4階に展示された映像作品は、解説後に各自ゆっくり鑑賞しました。
友の会解説会は展覧会毎に行っています。日時などは友の会ニュースにてお知らせしますので、参加ご希望の方は是非ご利用ください。
青木繁展 友の会特別解説会
- 日時:6月25日(土)午後4時30分~6時
- 参加者数:20名
- 解説者:山野英嗣(当館学芸課長)
開催中の青木繁展でも、恒例の友の会特別解説会を行いました。まずは講堂にて、展覧会担当者である当館学芸課長が、展覧会を鑑賞する前の予備知識として青木の人生や代表作について触れたあと、会場にて代表作を中心に1時間の解説を行いました。会場では、青木に影響を与えたラファエル前派のロセッティ、青木の先生である藤島武二や森三美の絵画をパネルで見せながら話してゆきました。また会期中に見つかった青木繁のスケッチや、青木の達筆な書簡などの紹介も加えました。青木繁展は6月20日に全ての素描作品の展示替えを行い、現在後期展示をご覧いただけます。
パウル・クレー展 友の会特別解説会
- 日時:4月7日(木)午後5時30分~6時30分
- 参加者数:18名
- 解説者:池田祐子(当館主任研究員)
現在開催中の展覧会、「パウル・クレー展」の友の会特別解説会を行いました。展覧会ごとに行っている友の会特別解説会は、昨年度より閉館後の会場で行われることが多くなりました。開館中、混雑が避けられないクレー展で、今回の解説会は絶好の機会だったといえるでしょう。次回の展覧会、青木繁展でも解説会を行いますので、是非ご利用ください。
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