MoMAK Films 2025 日本の女性映画人——自主製作からメジャーまで 2026年2月21日(土)・22日(日)
料金 |
1プログラム 520円(オンラインチケット) ※中学生以下無料 ※心身に障がいのある方と付添者1名は無料(要証明) ※当日に限り、本券でコレクション展もご覧いただけます |
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定員 | 50席 |
チケットの購入方法 |
【オンラインチケット】オンラインチケット販売開始まで今しばらくお待ちください。 【当日券】上映30分前より、当館1Fインフォメーションにて当日券を若干枚数販売します。 ※数に限りがありますので、事前にオンラインチケットの購入をお願いします |
主催 | 京都国立近代美術館、国立映画アーカイブ |
会場 |
京都国立近代美術館 1階講堂 ※受付・開場は上映30分前から |
お願い |
・携帯電話・スマートフォン等の電源はお切りください。 ・上映中の写真や動画の撮影・録音はご遠慮ください。 ・会場内での飲食はお控えください。 |
パンフレット |
![]() パンフレット (PDF 8MB) グラフィックデザイン:大西正一 |
2.21
sat. 11:00-12:40
2.22
sun. 14:00-15:40

わらじ片っぽ
1976年(コパン・ガジュマル)
(53分・DCP・白黒)
2023年度に国立映画アーカイブで開催の「日本の女性映画人(2)——1970–1980」より4作品を上映。本作は女性の自由と抑圧をテーマに時空を交錯させた実験的作品。多摩ニュータウンの主婦が空飛ぶ鳥に触発され、鎌倉時代の歩き巫女たちの放浪を夢想する。記録映画の助手に従事しつつ作品を発表してきた鵞樹丸(本名・村上靖子)が、時代をまたぐスケールの自主製作に取り組んだ。
監督・脚本 | 鵞樹丸 |
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脚本 | 佐野由紀子 |
撮影 | 堀田泰寛 |
美術 | 渋沢まりえ、船場文雄 |
音楽 | 浅井真佐、岡田知之、よしのまこと |
出演 | 長坂ひろ子、島田紀子、門間勝美、浅井要美、宇田川三江子、高野光弘、青山定司、原将人、宇田川幸洋 |

加恵、女の子でしょ!
1996年
(47分・DCP・カラー)
日本の女性映像作家の先駆者の一人である出光真子は、1970年代からフィルムとビデオで作品を発表してきた。本作は、女性がアーティストとして活動するうえでジェンダーロールが足枷となる点に着目している。ビデオ原版から作製したDCPで上映。
監督・脚本 | Mako Idemitsu (出光真子) |
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撮影 | Toshiyuki Kondo |
美術 | Sanae Takahata, Hiroshi Wada |
音楽 | Hisaki Yasuda |
出演 | Yuri Kinugawa, Kanji Okumura |
2.21
sat. 14:00-15:53
2.22
sun. 11:00-12:53

新しいガス源をもとめて
1965年(岩波映画製作所)
(30分・35mm・カラー)
東京ガスのPR映画にして、エネルギー革命を背景に、ガスの供給を躍動的な映像で捉えた時枝俊江の傑作。ちなみに、映像の迫力をさらに増幅させる音楽を作った原田甫は、伊福部昭門下の作曲家。
演出 | 時枝俊江 |
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脚本 | 牧衷 |
撮影 | 狩谷篤 |
音楽 | 原田甫 |
解説 | 新藤丈夫 |

メカゴジラの逆襲
1975年(東宝)
(83分・35mm・カラー)
学会を追放された真船博士の娘・桂と、生物学者の一之瀬との悲恋を主軸にした「ゴジラ」シリーズ第15作。サイボーグ少女がメカとシンクロする設定は先駆的と言える。のちに監督としても活躍する高山由紀子は、シナリオ学校でのコンペにより起用された。女性を主役にしたゴジラを書いてみたかったと語り、同シリーズ初の女性脚本家となった本作を誇りとした。
監督 | 本多猪四郎 |
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脚本 | 高山由紀子 |
撮影 | 富岡素敬 |
美術 | 本多好文 |
音楽 | 伊福部昭 |
特技監督 | 中野昭慶 |
出演 | 佐々木勝彦、藍とも子、平田昭彦、内田勝正、麻里とも恵、睦五郎、中丸忠雄 |