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MoMAK Films 2023 MoMAK開館60周年 戦後日本映画を振り返る: それぞれの青春――アイドルと映画 2023年11月25日(土)・26日(日)

1963年に京都国立近代美術館(MoMAK)が開館し、今年度でちょうど60周年を迎えます。MoMAK FILMS 2023では、これを記念し、開館と同年に公開された作品をはじめ、戦後の日本映画を振り返る8作品を上映します。再評価高まる名匠の作品から、若者たちの熱狂的な支持をあつめたアイドルの映画、さらに美術と映画のジャンルを超えた挑戦的な作品まで、幅広くラインナップしました。公開当時と同じフィルム本来の表現を、国立映画アーカイブ所蔵の35㎜プリントでお楽しみください。

料金 1プログラム 520円(オンラインチケット)
※中学生以下無料
※心身に障がいのある方と付添者1名は無料(要証明)。
※当日に限り、本券でコレクション展もご覧いただけます。
定員 50席
チケットの購入方法 【オンラインチケット】こちらのWEBページよりご希望の作品をお選びください。
【当日券】当日上映1時間前より、当館1Fインフォメーションにて当日券を若干枚数販売します。※数に限りがありますので、お早めにお買い求めください。
主催 京都国立近代美術館、国立映画アーカイブ
会場 京都国立近代美術館 1階講堂
お願い ・携帯電話・スマートフォン等の電源はお切りください。
・上映中の写真や動画の撮影・録音はご遠慮ください。
・会場内での飲食はお控えください。
パンフレット MoMAK開館60周年 戦後日本映画を振り返る パンフレット
パンフレット (PDF 3MB)

グラフィックデザイン:大西正一

11.25 sat. 14:00-15:27 11.26 sun. 11:00-12:27

ブロウアップ ヒデキ BLOW UP! HIDEKI 「ブロウアップ ヒデキ」1975年
ブロウアップ ヒデキ 1975年(松竹=芸映プロ) 87分・35mm・カラー

“ウッドストック”のような野外コンサートを企図した一大ツアー「西城秀樹☆ʼ75 全国縦断サマー・フェスティバル」の密着ドキュメンタリー。富士山麓で30mクレーン3台を駆使したロックなライブを皮切りに、北海道から沖縄、ラストの大阪球場まで、時代を疾走する 20歳の秀樹と仲間、ファンの熱い夏を描く。ロックコンサートの記録映画は当時アメリカで多く製作されていたが、その日本版の嚆矢としても重要な作品。

構成・監督田中康義
撮影坂本典隆、羽方義昌
美術横山豊
出演西城秀樹、藤丸バンド、永尾公弘とザ・ダーツ、クル クル、惣領泰則、秦野貞雄、一の宮はじめ

11.26 sun. 14:00-16:10

セーラー服と機関銃 完璧版[再タイミング版] ©1981 角川映画
セーラー服と機関銃 完璧版[再タイミング版] 1982年(キティ・フィルム=角川春樹事務所) 130分・35mm・カラー

薬師丸ひろ子の主題歌とともに大ヒットを記録した1981年の作品で、「完璧版」はカットされていた場面を追加して翌年に公開された。平凡な女子高生の星泉(薬師丸)は、ある日突然、弱小やくざの組長になる。相米慎二監督特有の極端な長回しが、ストーリーの突飛さも凌駕し、強い印象を残す。公開当時の色を再現するために、2017年に再度タイミング(色彩補正)して上映用フィルムを作製した「再タイミング版」で上映する。

監督相米慎二
原作赤川次郎
脚本田中陽造
撮影仙元誠三
美術横尾嘉良
音楽星勝
出演薬師丸ひろ子、渡瀬恒彦、三國連太郎、風祭ゆき、柄本明、寺田農、佐藤允、北村和夫、大門正明、林家しん平、酒井敏也
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