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おうちで楽しむ展覧会 「分離派建築会100年 建築は芸術か?」マンガだ、動画だ、ネット記事だ!

2021年1月から開催の「分離派建築会100年 建築は芸術か?」では、おうちでも展覧会を楽しんでもらえるよう、イベントのアーカイブ動画や、またオリジナルコンテンツを用意いたしました。随時、大人から子供まで楽しめるさまざまなコンテンツを公開していきますので、どうぞお楽しみに!


ネット記事いまの時代に再考する
ネット連載「建築はホントに芸術か? 100年目のエスキース」

講評者:中村裕太(美術家)、小田原のどか(彫刻家)、大室佑介(建築家)
3人の作家とともに、関東平野のなかに分離派建築会の残欠を探す二日間の旅。
建築が芸術としてある道を模索した分離派建築会。いまの芸術家たちの目にどう写るか。
ネットでの連載企画。

1.小田原のどか(彫刻家) 旧多摩聖蹟記念館:台座の消失と彫刻/彫塑のための建築
2.中村裕太(美術家) いかものの問題!
3.大室佑介(建築家) 多数の私の棲む家


マンガで見る!分離派建築会の実録エピソード

分離派建築会会員の出会いとエピソードをマンガでご紹介いたします。

制作=Y田Y子(わいだ・わいこ)
漫画エッセイスト。分離派建築会創設メンバーである山田守の孫(四男の長女)
自身が生まれる前に亡くなった祖父について聞き取りや資料調査を行い、作品化している。


動画その1 OPEN HOUSE OSAKA 2020 ✕ 分離派建築会100年 コラボ企画
大阪の石本喜久治

本映像は、OPEN HOUSE OSAKA 2020(イケフェス大阪)の企画として10月24日(土)17:00~18:30 にライブ配信されたイベントのアーカイブ動画です。

日本における前衛建築運動の先駆けとなった分離派建築会。その結成から今年は100年目にあたり、来年1月からは京都国立近代美術館で「分離派建築会100年展」も開催されます。中心メンバーのひとりで、東京の白木屋百貨店などを設計した石本喜久治は、関西出身であり、竹中工務店在籍時には大阪市立桃園小学校などを設計していました。また石本建築事務所を立ち上げる前には片岡安と共同で事務所をもつなど、実は大阪にも縁の深い建築家です。このトークイベントでは大阪における石本喜久治の足跡を追うとともに、そのスピリットが現在の石本建築事務所にどのように継承されているかを伝えてもらいます。

登壇者
菊地潤 建築家、ifaa(建築と美術研究会)会員
谷口嘉彦 石本建築事務所大阪オフィス 代表
松田修平 石本建築事務所大阪オフィス 設計部門次長
杉山浩二 石本建築事務所東京オフィス 業務企画部門次長
磯達雄 建築ジャーナリスト(モデレーター)


動画その2教育普及プログラム
新春「我々は起つ」-書き初め携えいざ美術館へ

1月6日(水)から開幕する企画展「分離派建築会100年 建築は芸術か?」では、 教育普及プログラム 新春「我々は起つ」ー書き初め携えいざ美術館へとして書き初めを募集します。
書き初めのお題は、宣言文「我々は起つ」。
動画では書道家・歌人の西垣一川先生ご指導のもと、京都国立近代美術館の土山と本橋が書き初めに挑戦します。
2人を待ち受けるハプニングの数々…果たして分離派建築会の若き建築家たちの闘志を書で表現できるのでしょうか。
そのほか西垣先生による書き初めのワンポイントアドバイスもご紹介。
気迫あふれる自由な書をお待ちしております。

応募概要
課題:毛筆「我々は起つ」
応募期間:2021年2月24日(水)消印有効(持参不可)
 募集は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。
展示期間:2021年3月7日(日)まで
展示場所:当館1階ロビーにて
用紙:白色の半紙で表装していないもの(縦横最大1.5mまで)
縦横:自由
書体:自由
氏名:左端に記載
点数:1人1点まで
応募方法:作品は必ず封書および梱包の上、郵送にてご応募ください。
応募作品は当館1階ロビーに展示します、予めご了承ください。
会期中の展示風景はこちらからご覧いただけます。

注意事項
・応募作品は原則返却しません。ただし、希望者にかぎり返却しますので、住所・氏名を記入し切手を貼った返信用封筒を同封の上、ご応募ください。
※郵便料金の不足があった場合は返却できませんのでご注意ください。
・応募内容に不備があった場合は、作品を展示できかねます。
・応募いただいた作品の画像は、美術館の広報媒体等で使用することがあります。
なお、応募時に提供いただいた個人情報は、この催し以外には使用いたしません。
・展示終了後、希望者のみ順次作品を返却いたします。返却にはお時間を頂戴しますので予めご了承ください。
・作品の取り扱いには十分留意いたしますが、不可抗力による破損等についてはその責を負いません。

西垣 一川(習字指導)
書道家 ・五行歌 歌人
みずくき書道会主宰
五行歌洛央サロン代表

経歴
6歳より書道を始める。
1979年 書道家高田夢現に師事。
1992年 みずくき書道会主宰
1995年 草壁熖太主宰五行歌と出会う。自詠歌の書の創作を始める。
2019年 墨を使った現代アート作品を描き始める。
国内、海外〈オーストリア、ドイツ、スペイン、アメリカ、台湾等〉展覧会多数。
宮沢賢治、谷川俊太郎、蕪村、芭蕉、子規、山頭火などの詩歌展を企画開催。

著作
1999年 一川五行歌集『耀う墨』私家版
2002年 墨 愛 自然がテーマの五行歌集『透理』市井社
墨をテーマの歌は1000首を越える

Instagram / issennishigaki
墨と対峙し人を自然を愛して、こころを詠む日々

「我々は起つ」応募作品

「我々は起つ」応募作品

会期中の展示風景はこちら


動画その3 過渡期の時代を考える
シンポジウム「分離派建築会 ─ モダニズム建築への道程」

日時:2021年1月9日(土)午後2時~4時30分
登壇者:田路貴浩(京都大学教授)、足立裕司(神戸大学名誉教授)、加藤耕一(東京大学教授)、梅宮弘光(神戸大学教授)
会場:京都国立近代美術館1階講堂+ウェブ配信
定員:50名

動画その4ことばの後ろに回り込む
講演会「「ことば」をもった大正時代の建築家たち」

日時:2021年1月16日(土)午後2時~4時
講師:本橋仁(京都国立近代美術館 特定研究員)
会場:京都国立近代美術館1階講堂+ウェブ配信
定員:50名


分離派建築会 わたしはここに注目!

およそ100年前に結成された分離派建築会。彼らの作品は、建築だけでないテーマとも絡み合って、その奥行をましていきました。そこで、いま分離派建築会をどうみるか? を現在様々な分野で活躍する方々へのインタビューを行いました。会期中、徐々にアップをしていきますのでお楽しみに!
取材・記事:Office Bunga(本展広報協力)

分離派に注目01:京都国立近代美術館で「分離派建築会100年展」開幕、驚愕の図面のうまさが発信力の源?
分離派に注目02:建築家・大西麻貴さん──堀口捨己の「紫烟荘」は学生時代からずっと好き!
分離派に注目03:建築家・大西麻貴さん──分離派の建築が「生命的」であることを今考える
分離派に注目04:小説家・津久井五月さん──分離派建築会はアート・コレクティブ的、だからエモい!
分離派に注目05:小説家・津久井五月さん──都市の未来像を提示した博覧会パビリオンにSF的想像力が表れる
分離派に注目06:モデル・女優・知花くららさん──建築展は手描き図面や模型を見るのが喜び
分離派に注目07:モデル・女優・知花くららさん──時代のうねりのなかで声を上げた人たちがいた
分離派に注目08:イラストで見る戦後の分離派建築家たち─『昭和モダン建築巡礼』より

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