展覧会投稿 No. 7 匿名希望B
投稿 No. 7 匿名希望B
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匿名希望B
1980年代からずっと麻田浩氏の作品は新制作展、両用の眼展、日本秀作美術展などで見てきました。会場で今まで一点、一点見てきた作品を同時に見ることが出来、麻田浩氏の世界にぐっと引き込まれました。
そして、これはオペラ「白鳥」で使われた舞台と本当によく似ていると思いました(特に図録No. 93 94 95 101 103 108 128などグレイの色彩の作品です)。
http://www.aac.pref.aichi.jp/aac/aac46/aac46-2-2.html
このオペラは2005年8月、愛知万博を記念して上演された、愛知県文化振興事業団プロヂュースオペラです。
作曲 新実徳英 台本 川口義晴 演出 岩田達宗 指揮 現田茂夫
テーマは
夢と幻の世界で男と女のみたものは・・・・
時空をこえ、地域をこえて
白鳥に導かれる男と女の愛
演出家の岩田氏によれば、時と時間を超えた「輪廻」の世界をえがいているオペラだということでした。
麻田浩氏は世界に普遍する「原風景」を求めて、ユングのいう「集合的無意識」の世界まで到達しようとされたのだと思いますが、音楽の領域で新実氏や岩田氏が求めた物も同じだったような気がします。
シンポジュームでこういうつながりも触れていただけたらと思いました。No. 6の方が麻田浩氏の絵と音楽云々と書いておられたので、少し勇気付けられて、未熟な者ですが投稿させていただきました。
オペラ「白鳥」(しろとり)はNHKで放映されました。
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