展覧会特別展:能弁なオブジェ- 現代アメリカ工芸の展開
特別展:能弁なオブジェ- 現代アメリカ工芸の展開
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第二次世界大戦後の美術の諸分野の中で、最も大きな変革を遂げたのは工芸ではないだろうか。従来、工芸は用具としての機能性にその最大の特質があった。しかし、戦後の新しい工芸は、その特質をかなぐり捨てて、新しい造形を目指しはじめたのである。アメリカでは、その動きが最も早く現われ、且つ最も顕著であったが、戦時中、戦後を通して、アメリカでは大学進学者が増加し、美術や工芸を学ぶ学生が増えたのに加えて、美術、工芸、建築、デザインなど、各個独立していた学科の教官や学生が、その枠を取り外して交流できる制度が導入され、技術が自由に習得できたことも、この動きを加速させる要因となった。また、機械による品質のすぐれた量産品の普及によって、工芸家たちの日用品製作の必要性も以前ほど求められなくなった。さらに、交通機関、特に航空機の発達が異文化との接触を容易にしたため、工芸家たちの表現への刺激も、領域も、大きく広がった。
この展覧会はアメリカ、オクラホマ州タルサの、フィルブルック美術館が企画し、アメリカ国内6都市を巡回したものであったが、日本では、出品作品を一部変更し、本館のコレクションのほか、山口県立美術館、個人所蔵の作品などを加え、本館及び東京国立近代美術館で開催した。
展覧会は六つの視点によって構成され、その視点から戦後の新しい工芸の動向が検証されている。第一は理念の優位。つまり理念が素材を支配するということ。第二は機能の拒絶。機能性を制作理念の中に介在させないこと。第三はイリュージョン。かつては絵画や彫刻の領域のものであったイリュージョンを工芸が用いはじめたこと。第四は儀式。科学信仰への疑問から、かつて人間に神秘な力を与えると信じられたトーテムや神殿、その儀式への関心が新たに芸術の分野に復興し、工芸にもそれが反映していること。第五は社会的、政治的発言。新しいテクノロジーやヴェトナム戦争のもたらした環境や人間精神の荒廃、それらに対する工芸作家たちの抗議や糾弾の表現。第六は文化相互の影響。異文化との交流によって得たイメージ、技法等を自己の表現の中にとり入れてゆくこと。
この視点による分類には相互に重複する部分も多く、その点に疑問も寄せられたが、戦後アメリカ工芸の展開をこれ程大規模に紹介した展覧会は無く、あらためてその活力に満ちた40年の歩みを確認することのできる催しとして好評であった。
- 会期
- 10月31日(火)~12月17日(日)
- 入場者数
- 19,838人(一日平均472人)
- 共催
- 東京国立近代美術館
- 出品目録
作者 | 作品名 | 制作年 | 材質・形状 |
---|---|---|---|
アニ・アルバース | ラ・ルス I | 1947 | 床、金属、組み紐 |
シンシア・シーラ | 暗い光 | 1985 | 木綿、レーヨン |
シーラ・ヒックス | 建築のための習作 A~D | 1976 | 絹、麻 |
ケイ・セキマチ | アミヨセ V | 1937-77 | 綴ったナイロン・モノフィラメント |
ルース・アサワ | 無題 | 1959 | 銅線 |
ネーダ・アルヒラリ | 時が静止する湖の岸辺で | 1986 | 銅 |
ドゥエイン・ハチェット | エセックス | 1985 | 彩色した鋼鉄 |
リア・クック | 半透明 | 1978 | レーヨン |
ルドルフ・スタフル | 器 | 1973 | 磁器(手による成形) |
〃 | 壺 | 1972 | 磁器(手による成形) |
〃 | 光を集めるもの | 1980 | 磁器(手による成形) |
ルディ・オーティオ | 二人の婦人の壺 | 1964 | ●器(黒白スリップ釉) |
ローラ・アンドレースン | ラスター彩の磁器のうつわ | 1969 | 磁器(ラスター彩) |
〃 | 壺 | 1969 | 磁器(ラスター彩) |
ガートルード/オットー・ナツラー | 鉢 | 陶磁器(クロムの赤い溜りのある透明釉) | |
ウォーレン・マッケンジー | 蓋付壺 | 陶器 | |
ロリータ・コンチョ | 壺(アコマ・プエブロ) | 1984 | 陶磁器(加彩) |
デクストラ・コツクィーヴァ | 壺 | 1980 | 陶器(スリップ釉) |
ルーシーM.ルイス | 種壺 | 1959 | 白地に黒の陶器 |
ハリスン・マッキントッシュ | 鉢 | 1950 | 陶器(緑のエンゴーベ、アイボリーのマット釉、掻き落し) |
ボブ・ストックスデイル | 鉢 | 1984 | 黒檀 |
ワールトン・エシェリック | 先端に象と驢馬の飾りのある図書梯子 | 1985 | ヒッコリー材 |
サム・マルーフ | 肘掛椅子 | 1986 | 波状板目の楓材 |
クレッグ・カレンバーガー | 連結システム3 No.287 | 1986 | ガラス(宙吹き、カット、研磨) |
〃 | タイタニック号シリーズ No.268 | 1986 | 光学クリスタルガラス(鋳造、カット、研磨) |
ドミニク・ラビノ | 三段階の形成 | 1980 | ホットガラス |
〃 | エア・スカルプチュア | 1979 | 宙吹き、エアフォーム |
トム・パティ | 太陽を揚げるもの No.LH4 | 1978 | ガラス |
ブルース・シュナーベル/ティモシー・コロハン | チャチャ | 1981 | 水彩(空押しした山羊皮、彩色フォイル、アーチス紙、グワッシュ) |
シッド・ギャリスン | オーケストラの玩具 | 1983 | 牛皮、アクリル |
アルバート・ペイリー | ヴァチカンの燭台 | 1977 | 軟銅(鍛金、組成) |
アルマ・アイカーマン | 双こぶの蓋付鉢 | 1975 | 純銀、浮出し、組立て、成形 |
ジョン・ポール・ミラー | ペンダント/ブローチ | 1975 | 金、エナメル |
メアリー・リー・フー | ブレスレット No.37 | 1986 | 金(縒り合わせた18・22金とラピスラズリによる構成) |
アーサー・スミス | 二重の指環 | c.1972 | 銀、オパール(金に嵌め込んだ) |
マーガレット・ディパタ | ペンダント | 1956 | 白金に対向方向に彫面を施した偏菱形水晶 |
〃 | ピン | 1956 | 純銀、水晶玉 |
〃 | ピン | 1950 | 純銀、白金、琥珀、珊瑚、孔雀石、縞瑪瑙、瑪瑙 |
マーグレット・クレイヴァー | 孵化のピン | 1967 | アンレズィーユ・エナメル、18金 |
ケン・コリー | ピン | 1967 | 銀、皮革、石 |
ロバート・エベンドーフ | 9個のブローチ・セット(壁掛) | 1980 | 銅、銀、金、青銅などによる混成 |
〃 | 着色した喫煙器 | 1974 | 金属、銅、プレクシグラス、真珠 |
作者 | 作品名 | 制作年 | 材質・形状 |
---|---|---|---|
ピーター・ヴォーカス | 陶彫 | 1963 | ●器、施釉 |
〃 | プレート | 1982 | ●器 |
スタック | 陶器 | 1982 | |
ロン・ネイグル | 箱の中のコップ | 1970 | 陶器、チャイナ・ペイント、ラスター彩、節のあるマホガニー材の箱 |
〃 | ヴェルデヤマ(緑が好き) | 1978 | 陶器(マルチ焼成) |
ルース・ダックワース | 無題 | 磁器(二部分から成る) | |
〃 | 無題 | 磁器(二部分から成る) | |
ジェリー・ロスマン | 花びらのない百合 | 1967 | ●器 |
〃 | ティーポット | 1980 | 陶器 |
〃 | 様式 D | 1980 | ●器 |
マニュエル・ネリ | 環 No.1 | 1961 | ●器、釉薬、エポキシ樹脂 |
ケン・プライス | あか | 1961 | 陶器(彩色)、木台 |
ダニエル・ローズ | 壺 | 1977 | 陶器 |
トシコ・タカエヅ | 3/4の月 | 1985 | ●器、マット地に銅釉刷毛目 |
グラハム・マークス | 無題 No.8 | 1986 | 陶器 |
ジョン・メイスン | 垂直の彫刻 | 1961 | ●器、施釉 |
クレア・ザイスラー | ページ 1 | 1975 | 赤いカタン糸でステッチしたセーム皮 |
〃 | 公のもの | 1976 | 皮 |
フランソワーズ・グロッセン | 変形 I14 | 1986 | ロープ・マニラ麻、皮革、塗料 |
〃 | 平衡 I | 1975 | 絹・鋼鉄、プレクシグラス |
フランソワーズ・グロッセン | 平衡 II | 1975 | 絹、鋼鉄、プレクシグラス |
ジューン・シュワルツ | 飾り板 | 1981 | グラス状エナメル、銅フォイル、電気メッキ |
ファーン・ジェイコブス | 風の容れもの | 1974-75 | 巻いた蝋引麻 |
ネーダ・アルヒラリ | リチャードの作品 | 1974 | 紙、染料、塗料 |
ジョディ・クライン | 四角に四角 | 1983 | 紙、布、塗料、鉛筆、糸 |
マージョリー・シック | 背中用のネックピース | 1986 | 木、塗料、ゴムホース |
ウェンデル・キャッスル | 虹のテーブル | 1967 | 樫合材 |
ハーヴィー・リトルトゥン | 赤と青のねじれた弧 | 1985 | ガラス |
〃 | 抛物線 | 1981 | ガラス(光学ガラスの台) |
〃 | 光のフォルム | 1978 | 光学ガラス |
デイル・チフリー | 無題 | 1981 | 宙吹きガラス |
マーヴィン・リポフスキー | カリフォルニア曲線 | 1970 | ガラス、フロッキング |
ハワード・ベン=トレ | 円錐 III、IV | 1981 | 刻ガラス |
サーマン・スタトム | 無題 | 1981 | 鋳型ガラス、塗料 |
メアリー・シェイファー | アルテミス(狩りの女神) | 1979 | ガラス、金属 |
スタンリー・レクスィン | カメオのコサージュ No.83 D | 1979 | 電鋳銀、銀めっき、鋳造アクリル、写真、真珠 |
〃 | 電鋳による留め金 No.90 E | 1984 | 電鋳銀、黒ニッケル、真珠 |
アルバート・ペイリー | ピン | 1970 | 銀、金、電気石、ムーンストーン、真珠 |
リチャード=ゼイン・スミス | 器 | 1987 | 陶器 |
ウェイン・ヒグビィ | 絵のような湖 | 1986 | 陶器、楽焼 |
〃 | 現れた渓谷 | 1982 | 陶器、楽焼、ろくろ成形 |
トミー・シンプソン | うさぎの椅子 | 彩色された木材 | |
ケン・リトル | 動物のかたち | 1979 | 陶磁器、ラスター彩 |
ロン・ネイグル | シルクスクリーンでピーター・ヴォーカスの写真を刷ったコップ | 1963 | ●器(茶と緑のラスター彩) |
リチャード・ショー | スプーン付かもめの壺 | 1971 | 陶器 |
ケン・プライス | 赤いジグザグ | 1979 | 釉を施した磁器 |
カ=クォン・フィ | 陶彫 | c.1970 | 陶器・施釉 |
ジェイムズ・メルチャート | 7/8のa | 1969 | ●器 |
マリリン・ルヴィーン | バッグ | c.1970 | ●器 |
〃 | ジャケット7 | c.1970 | ●器 |
〃 | 双眼鏡ケース | 1980 | ●器 |
ケン・リトル | 赤い鳥 | 1982 | 皮革、塗料、靴、複合素材 |
リチャード・ショー | トランプと燈台 | 1985 | 磁器(転写技法を用いた) |
ハワード・コトラー | 隣りのばばあは首ったけ | 1977 | 陶磁器 |
マイケル・ルセロ | ぶら下ったフォルム | 1978 | 磁器、針金、その他 |
ジュディ・ムネリス | 男 | 1984 | 陶器 |
マイケル・ルセロ | レーニア山 | 1984 | 彩色した陶器 |
アーサー・ゴンザレス | 雲形定規 | 1984 | 陶器(施釉、着彩) |
ハンク=マータ・アダムス | デム | c.1985 | 宙吹きガラス、鋳造ガラス、銅 |
ウェンデル・キャッスル | 手袋と鍵のあるテーブル | 1981 | マホガニー材 |
アルフォンス・マティア | オードブル・テーブル | 1985 | 着色したくるみ材、染色した桑材、塗料 |
吉村二三生 | 自転車とパーキングメーター | 1978 | 菩提樹材 |
ルーカス・サマラス | 再構成 | 1979 | 縫った布 |
ウィリアム・ワイマン | 神殿27 | 1979 | 低火度焼成の白粘土 |
リチャード・ディヴォア | 鉢 | 1978 | ●器(低火度のコーティング) |
チャールズ・シモンズ | 伸びゆく塔 | 1983 | 未焼成陶土 |
ウィリアム・ワイマン | 知らぬ間に愛して | 1962 | ●器 |
ジューン・シュワルツ | ロビーからの手紙 | 1960 | 銅にエナメル被覆 |
ミシェール=オカ・ドナー | 杖と人物 | 1985 | 陶土 |
ロバート・ブレイディ | 題名のない仮面 | 1988 | ●器(施釉) |
スティーヴン・ディスティブラー | 縞のある右腕の座像 | 1984 | 焼成粘土(6部分から成る) |
〃 | 黄色い焔の座像 | 1985 | 焼成粘土(数部分から成る) |
ジェイム・スアレス | 地と時の着衣 | 1980 | 陶土、木と鉄の台 |
デンプシー・ボブ | 老女の仮面 | 1974 | 棒材、銅、毛髪、鮑貝 |
ドミニク・ディマーリ | 手紙の束 | 1976 | 手漉紙、さんざし材、ラフィア麻、麻、糸、天然の木の黒ビーズ |
ウィリアム・ハーパー | 雨乞いのがらがら | 1972 | エナメル、電気めっき、鹿の角 |
ドミニク・ディマーリ | 住居No.5 隠れ家の灯 | 1983 | 複合素材、馬の毛、木材 |
〃 | 神殿シリーズ | 1979 | 木材、羽根、紙ビーズ |
マーティン・パーヤー | 春(プリマヴェーラ) | 1979 | 多色木材 |
リック・ハーシュ | 宇宙船 No.30 | 1983 | 陶器、楽焼 |
トニー・ヘップバーン | シカゴに似たもの | 1983 | 陶土、木材、スレート、麻布 |
ピーター・ゴーフェイン | 無題(オハイオ・ポット・シリーズ) | 1980 | 陶磁器、塗料 |
ロバート・アーネスン | 聖なる戦いの頭部 | 1982-83 | 陶器、施釉(2点より成る) |
〃 | 色ぐすりをかけたハムのある選りぬきポートレイト | c.1970 | ●器、ボール紙、油絵具、樹脂 |
〃 | 受け皿に沈んでゆくカップ | c.1970 | 白釉薬を掛けた陶器 |
ジャック・アール | サイ、詩編I、ザカリヤ第10章、小詩句I、II | 1984 | 陶磁器、油彩 |
〃 | マーシャにボーリング場で会った…… | 1984 | 磁器(バ・レリーフ)、焼いた木枠 |
パティ・ワラシナ | 桃の塔 | 1976 | 磁器 |
〃 | アメリカン・ビューティー・ローズ | 1970 | 陶磁器、施釉 |
ジュディ・シカゴ | ヴァージニア・ウルフ陶板のための習作 | 1978 | 施釉磁器 |
カレン・ブレッシ | 黄金の豚 | ●器 | |
ミシェール=オカ・ドナー | 刺青をした子供 | 1968 | 磁器 |
マイケル・フリムケス | 青白釉の棒型花瓶 | 1963 | 陶磁器 |
ディヴィッド・ギルフーリー | 蛙のフランクリンとペットの七面鳥 | 1976 | 陶磁器 |
ラルフ・バセラ | 黒3 | 1970 | 陶器 |
〃 | オレンジ色のドーム | 1969 | 陶器 |
ハワード・コトラー | 三色すみれの壺 | 1968 | ●器(転写手法による) |
〃 | 身ぶり手ぶりで | 1970 | 陶器、金彩 |
リチャード・モーズリィ | 頭飾り No.5 | 1984 | 18金、チタニウム、タンタル、ガーネット |
L.ブレント・キングトン | 空飛ぶ機械 No.19 | 1967 | 鋳造純銀 |
ミリアム・シャピロ | メキシコの想い出 | 1981 | カンバスにアクリル、布 |
ジョイスJ.スコット | コールエード・カクテル(ジョーンズタウン・シリーズ) | 1980 | 混成技法(4点のうち) |
ジョイスJ.スコット | 死者に(ジョーンズタウン・シリーズ) | 1980 | 混成技法(4点のうち) |
〃 | 木陰のわなにかかった鳥 | 1981 | ビーズ |
〃 | 二重の十字架(ジョーンズタウン・シリーズ) | 1980 | 混成技法(4点のうち) |
〃 | 気の狂った白人少年(ジョーンズタウン・シリーズ) | 1980 | 混成技法 |
ジェイムズ=フレッド・ウォール | さあ元気に、君たちはペプシー世代だ | 1966 | 銅、銀、鋼鉄 |
ロバート・エベンドーフ | 携帯用祭壇 | 1970 | 銀、ガラス、ビーズ、真鍮、キリスト像、コカコーラの蓋 |
ナンシー・グロスマン | A.M.X. | 1969-70 | 木材、釘を打ちステッチを施した牛皮 |
テリー・ローゼンバーグ | 無題 | 1982 | 皮革(彩色した牛皮) |
マイケル・アッシェンブレナー | 機上修理具セット | 1980 | ガラス、針金、布、骨、アクリル塗料 |
デヴィッド・ハッチハウゼン | 導管の断片LSA83 | 1983 | ガラス(カット、溶解、薄板、研磨) |
ホレース=クリフォード・ウェスターマン | 葉を落とされて | 1967 | 木材、水に漬けた棒材、糸、鏡 |
メアリー・フランク | 歩む人 | 1977 | 陶磁器 |
ヘンリー・タケモト | 最初のクム | 1959 | ●器(施釉) |
トシコ・タカエヅ | 瓶 | 1982 | ●器、ろくろ成形 |
〃 | 瓶 | 1972 | ろくろ成形による器 |
〃 | 瓶 | c.1980 | ろくろ成形による器 |
〃 | 瓶 | c.1980 | ろくろ成形による器 |
〃 | 瓶 | 1978 | ろくろ成形による器 |
ポール・ソルドゥナー | らくの皿 | 1970 | 陶器、楽焼 |
〃 | らくの壺 | 1978 | 陶器、楽焼 |
金子 潤 | 皿 | 1980 | 陶器(施釉) |
〃 | 三本足 | 1969 | ●器 |
エフィー・ガルシア | 鉢 | 1981 | 陶器、つや出し、飽和炭素 |
マリア/ジュリアン・マーティネス | 甕 | 1940-50 | 黒地に黒の陶器 |
ジョン・ギャレット | フィエスタの籠 | 1981 | 布、ビニール、塗料、混成素材 |
レノーア・トウニー | 楯 IV | c.1967 | 紫の麻に鶉の羽根 |
〃 | エジプト人 | 1964 | ウェット・スパンの麻 |
ラフィエル・フェラー | ヨー、ヨー、ヨー、ヨー | 1975 | 複合素材 |
スーザン・ライマン | カモフラージュ II | 1981 | 蘆、ステッキ、ラフィア椰子、麦藁、紙 |
ジョン・マックィーン | 題名のないバスケット | 1958 | 枝木、小枝、こりやなぎ、とねりこ、楓、蝋 |
サルヴァトール・スカルピータ | そり丸太 | 1973 | 木材、帆布、樹脂 |
シェリー・マーコヴィッツ | 秋の雄鹿 | 1982 | 混凝紙、油絵具、ビーズ |
ラリー・ベック | がらくたによる海象のイヌア | 1986 | 複合素材 |
ウィリアム・ハーパー | 野蛮人の腕環 No.1 | 1980 | 銅に金銀七宝、24金、電気めっき |
スタンレー・レクスィン | 首飾り(トーク)No.31D | 1972 | 鋳造したオパール・ポリエステル、電鋳銀めっき |
アーサー・スミス | 首飾り | 1984 | 銅、真鍮 |
アレクサンダー・コールダー | ブレスレット | 1930or1940s | 鍛銀 |
メアリー・リー・フー | 首飾り No.8 | 1973 | 純銀、金真鍮合金、猪の牙、織った銀線 |
ウィリアム・ハーパー | 聖アントニウスの誘惑 | 1986 | 純銀に14金、22金の金七宝、純銀、アルミニウム、オパール、電気石 |
マーガレット・ワールトン | レオパトラ | 1982 | 木の椅子、エナメル塗料、エポキシ樹脂、セメント台 |
サム・ヘルナンデス | 木のえび | 1981 | レッドウッド材、楡材、顔料 |
ジェイムズ・サールズ | 針男 | 1980 | 松、樫材 |
ジェイムズ・タナー | 見ている目 | 1984 | 陶土(施釉) |
アリスン・サー | 黒いバラ | 1985 | 木材に錫、ガラクタ |
アルフォンソ・オソリオ | 奇術師 | 1961 | メソナイトにプラスチック |
ラリー・フエンテ | オアシス | 1970 | 合成樹脂で固定された複合素材 |
- 新人雑誌関係記事
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新聞記事
読売/10月26日、12月9日(夕)「戦後世界のオブジェリード」(内山武夫)
京都/12月2日(藤 慶之)
朝日/10月31日、12月9日(夕)
毎日/12月7日(夕)
日経/12月11日(夕)
関西/10月25日
AsahiEveningNews1990年1月19日
雑誌記事
芸術新潮 1989年11月号
文化庁月報 平成元年11月号 No.254
季刊かたち 1990年春号 No.23「現代工芸-アメリカと日本」(菅谷富夫、関島寿子、中野恵美子)
ぴあ関西版 12月7日版
季刊WACOANo.18「クラフトー巡回展の歎き」(菅谷富夫)
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