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展覧会児島善三郎遺作展

児島善三郎遺作展

 独立美術協会の創立以来、つねに指導的な地位にあって活躍しつづけた児島善三郎が死去したのは昭和37年であったが、その代表的遺作を、特設の遺作展委員会との共催のもとに展観した。児島は、滞欧中に得た油絵の基本的な造形の骨格に、日本人の体質にひそむ独自な表現を展開せしめて、単純で装飾的なフォルムと華麗な色彩による新様式を確立した。この展観は彼の初期から晩年に至る主要作を網羅して陳列し、その足跡をみなおそうとしたもので、東京本館における展示ののち、京都で公開された。

共催
児島善三郎遺作展委員会
後援
朝日新聞社 毎日新聞社
会期
5月23日-6月14日(20日間)
入場者数
総数10,416人(1日平均520人)

出品目録
1913~23
題名 制作年
新緑 1914
雪景 1921
1924~28
題名 制作年
少女 1926
裸婦(仰臥)
フランス風景 1927
小さな公園
立てるソニヤ
カテドラル・ド・ナント
西洋婦人像 1928
画室にて
鏡を持つ女
曇り日のパリ郊外
運河
パノラマ  
風景  
トレド風景  
南仏風景  
パリ風景  
婦人像  
パリの裏町  
婦人像  
代々木時代 1929~35
題名 制作年
五人の女 1929
代々木の庭 1930
独立美術首途(第二の誕生) 1931
無衣の女 1932
桜の頃 1934
新緑の庭 1935
国分寺時代 1936~50
題名 制作年
秋日 1936
瀬戸の風景
仲秋
渓流 1937
国分寺風景(残雪)
箱根 1938
山湖
小径
炎天
東風 1939
春待つ農家
1940
菊花 1942
1943
田植 1944
桜咲く丘 1945
初秋の中之島風景 1946
高原 1948
寒空
菖蒲咲く頃
満開
国分寺風景(森)
国分寺風景(雲) 1949
静物
静物 1950
夏山
縞切れの上の静物
春遠からじ
犬吠岬灯台
虞美人草
虞美人草
唐津ゴルフ場 1950
箱根晴秋
青田
小さな花  
ダリヤ  
風景(榛名湖)  
風景(国分寺の桜)  
けし  
アネモネ  
朝顔  
アネモネ  
箱根の晩秋  
芦ノ湖  
アネモネ  
爽秋の湖畔  
熱海の桜  
春田  
晩秋  
風景  
風景  
新緑の山  
けし  
自画像  
荻窪時代 1951~62
題名 制作年
伊豆の海 1951
アルプス
桜咲く丘
箱根の夏
アルプスへの道
静物 1951
アネモネ
伊豆の海 1952
箱根芦ノ湖
発哺よりの展望 1953
犬吠岬灯台
立雲
牡丹
妙義山遠望
虞美人草
犬吠岬
ミモザと百合その他 1954
椿
田園青緑
静物 1955
神宮外苑
バラ
新緑 1956
婦人坐像
雪柳と海芋にペルシャの壷
熱海夜景 1957
花(アネモネ)
花(バラ)
ミモザの花その他
熱海
熱海夜景
婦人坐像
早春山麓 1958
少女坐像
箱根仲秋
けしの花
アネモネ
聚落と森
バラ 1960
熱海
ペルシャ壷にバラ
新緑の丘
熱海
バラ
伊豆山早春
椿
西伊豆
花(絶筆)
花(絶筆)
 
百合など  
彫刻・婦人の首 代々木時代
〃・少年の首
〃・婦人坐像
スケッチ  
陶器・牡丹の絵皿  
〃・碗  
〃・丼  
軸物・風景  
〃・バラ  

新聞雑誌関係記事
朝日 5.23(乾由明)、5.28
毎日 5.22(今泉篤男)5.24(夕)
日経 6.4
読売 6.11(中村義一)

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