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展覧会村上華岳の芸術

村上華岳の芸術

 村上華岳の芸術は、京都を中心とする関西画派の伝統のもっともすぐれた美質を新しく生かしたもので人を沈思の世界へ誘いこまずにはおかない、その深みのある画風は、近代日本画のなかで、きわめて特異な位置を占めている。しかし華岳ははやくから画壇と交渉を絶ったため、その作品は少数の愛好者を除き、久しくそれにふさわしい評価をうけていなかった。ところがこの数年来、華岳芸術に対しあらためて見直そうとする勢いがたかまりつつあり、そういう状況にこたえ、ここに、華岳の晩期を中心とする代表作を選んで展示することとした。なお陳列の都合上、会期中に一部出品作品の入れかえを行なった。

会期
9月21日―10月20日(26日間)
入場者数
6,266人(1日平均241人)
出品作品数
135点
パネル
趣旨 和文1 英文1 年譜1 華岳写真3 華岳のことば 多数
カタログ
村上華岳の芸術 26×18.5 本文8p. 単色13p. 原色1p. 図版カラー1点 モノクロ91点 制作・中央公論美術出版
挨拶文 今泉篤男
「村上華岳の芸術」加藤一雄
出品目録
村上華岳年譜
参考文献
参考文献
『華岳画集』 (2冊) 大阪高島屋 大正12、14
『華岳画集』 (中井宗太郎、入江波光、榊原紫峰篇) 便利堂 昭和14
『画論』 弘文堂 昭和16
『華岳作品集』(中井宗太郎篇) 桑名文星堂 昭和17
『華岳素描集』 座右宝刊行会 昭和19
『現代世界美術全集』 (谷川徹三) 河出書房 昭和29
『現代日本美術全集5』 (加藤一雄) 角川書店 昭和30
『近代画家群』 (矢代幸雄) 新潮社 昭和30
『村上華岳画集』 中央公論美術出版 昭和37
『画論』 中央公論美術出版 昭和37
『日本近代絵画全集22』 (加藤一雄) 講談社 昭和37
『村上華岳』 (河北倫明) 中央公論美術出版 昭和38
新聞雑誌関係記事
読売 9.21
京都 9.21, 9.29, 10.2(夕)(今泉篤男), 10.16(夕)(榊原紫峰)
朝日 10.3, 10.5(小野竹喬)
産経 9.21, 9.26(夕)

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