教育普及銅駝美術工芸高等学校 新入生美術入門研修 開催報告
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銅駝美術工芸高等学校 新入生美術入門研修 開催報告
- 日時
- 4月15日(火)午前9時20分~12時40分
- 会場
- 京都国立近代美術館 1F講堂・バックヤード、3F企画展会場、
4Fコレクション・ギャラリー - 参加人数
- 1年生94名・引率4名
今年も銅駝美術工芸高等学校の新入生が来館しました。毎年4月に新入生の美術入門研修の一環で、当館でレクチャーや展覧会鑑賞、美術館の裏側を見るバックヤードツアーなどを実施しています。特に数年前からは、同校先生たちが自主的に、新入生たちがこれから関わっていく美術の世界についてのレクチャーも開始しました。
毎年研修内容を見直していますが、今回は、新入生にとって今後貴重な情報源となりうる「美術館」という施設がどのような場所で、どのような活用の可能性があるのかについて当館職員が話すことにしました。レクチャーの最後に、企画展「Future Beauty」展について、京都服飾文化研究財団の学芸員の方に概容をお話いただきました。
講堂でのレクチャーのあと3つのグループに分かれて、コレクション展・企画展の鑑賞、バックヤードツアーをローテーションで行いました。バックヤードツアーではまず、作品が展示室に運ばれる順路を辿り、そのあと収蔵庫近辺や災害時のための設備等を回りました。
この研修は新学期開始後間もなく行われる行事なので、当館で見た展覧会やレクチャーの内容が、生徒たちがこれから決める美術のジャンルにも影響を与えるそうです。今回は、当館で開催する5年に1度のファッションの展覧会が鑑賞の対象となったので、ファッションやデザインの分野が彼らにどのように受け止められたのか、今後が楽しみな研修となりました。
(当館研究補佐員 朴鈴子)
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