京都国立近代美術館京都国立近代美術館 京都国立近代美術館 京都国立近代美術館

MENU
Scroll
京都国立近代美術館
2024年度 第1回コレクション展
没後100年 富岡鉄斎
1階エントランス
メインビジュアル-06
京都国立近代美術館

開館状況  ─  2024.04.15    Closed

開催中の展覧会 & コレクション・ギャラリー

没後100年 富岡鉄斎
展覧会 没後100年 富岡鉄斎 2024.
04.02 tue. - 05.26 sun.

 世に「最後の文人画家」と称えられる富岡鉄斎(1836-1924)。幕末、京都の商家に生まれた彼は、近世都市の商人道徳を説いた石門心学を中心に、儒学・陽明学、国学・神道、仏教等の諸学を広く学びながら同時に、南宗画、やまと絵等をはじめ多様な流派の絵画も独学し、深い学識に裏付けられた豊かな画業を展開しました。良い絵を描くためには「万巻の書を読み、万里の路を行く」ことが必要であるという先人の教えを徹底して守ろうとした彼は、何を描くにもまずは対象の研究に努め、北海道から鹿児島まで全国を旅して各地の勝景を探りました。そうして胸中に思い描かれた理想の山水を表出し、人間の理想を説いた鉄斎の絵画は、画壇の巨匠たちから敬われ、京・大阪の町の人々に広く親しまれただけではなく、むしろ新世代の青年画家たちからもその表現の自由闊達で大胆な新しさで注目され、生前から今日まで国内外で高く評価されてきました。
 幕末に人格を形成して明治初期には神官として古跡の調査と復興に尽力し、やがて官を辞して市井の画家として生き、1924(大正13)年の大晦日に数え年89で亡くなった鉄斎は、2024(令和6)年末で没後100年を迎えることになります。このたびの展覧会では、この記念のときに向け、彼の画業と生涯をあらためて回顧します。名作として繰り返し取り上げられてきた作品はもちろんのこと、名作として知られながらも名作展では目にする機会の乏しかった作品や、近年になって再発見され、あるいは新たに見出された作品などもご覧いただきます。また、京都御所の近所の、室町通一条下ルに邸宅を構えていた彼の書斎(画室)を彩っていた文房具や筆録(旅行記や研究用メモ)等も取り上げ、都市に生きた彼の日常も、垣間見ていただこうと考えています。
 文人画というと、何か難しい世界のように思われがちですが、鉄斎の生きた時代にはむしろ縁起物として都市の商人たちの間で親しまれていたともいわれます。京都では27年振りの開催となる展覧会が、鉄斎に親しんでいただく機会ともなれば幸いです。

Read More

次回の展覧会 & コレクション・ギャラリー

Tectonic Shifts in Printing banner 展覧会 印刷/版画/グラフィックデザインの断層 1957–1979 2024.05.30 thu. - 08.25 sun. Read More
写真未登録 コレクション・ギャラリー 2024年度 第2回コレクション展 2024.05.30 thu. - 08.25 sun. Read More

「糸あやつり 人形劇映画 明治はるあき」1968年

Momak Films
nfaj 国立映画アーカイブ(NFAJ)が所蔵する約8万本におよぶ内外の名作映画のコレクションから、「美術館と映画」という視点で選んだ作品を上映します。 Read More

教育普及

教育普及

美術館は、新しい世界に出会ったり見方をひろげたりと、子どもから大人まで誰もが学ぶことができるところ。京都国立近代美術館では、より多くの人に美術鑑賞や美術館利用の機会を提供するため、さまざまな教育普及活動を展開しています。 Read More

手だけが知ってる美術館 手だけが知ってる美術館

教育普及
「みる」ことを中心としてきた美術館での体験を問い直す。障害の有無を超えて、誰もが美術館を訪れ、体験できるようなプログラムを創造、構築する取り組みを行っています。 Read More

ショップ & カフェ

MUSEUM SHOP MUSEUM SHOP アールプリュ
CAFE CAFE カフェ・ド・ゴマルゴ

アクセス

交通アクセスを見る 京都国立近代美術館 〒606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町26-1 京都国立近代美術館