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川俣正氏 講演会「芸術の力」

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川俣正氏 講演会「芸術の力」

 京都嵯峨芸術大学附属芸術センターとの共催により、川俣正氏による講演会を開催します。 川俣氏は、材木を既存の建物に寄生させたり、建物やその周囲の環境の意味を問い直したりするような作品を次々と発表してきた国際的な美術家です。その作品は、作家との関わりを通じて社会制度や文化的コンテクストを問い直すようなスタイルをもっています。このように社会のただ中で美術活動を行ってきた川俣氏にとって、「芸術の力」はどのような意味をもっているのでしょうか。 今回の講演会では川俣氏の作品・制作過程の画像を交えながらお話頂きます。また、後半では川俣氏が2007年よりパリの国立高等芸術学院(Ecole nationale superieure des beaux-arts)の教授を務められていることから、フランスにおける芸術教育の方法論などについても語っていただく予定です。

詳細は、下記サイトにてご確認ください。
http://www.kyoto-saga.ac.jp/event/18505

企画
京都嵯峨芸術大学附属芸術センター(嵯峨芸術センター)
主催
学校法人大覚寺学園 京都嵯峨芸術大学・京都嵯峨芸術大学短期大学部
共催
京都国立近代美術館
後援
PARASOPHIA:京都国際現代芸術祭2015

川俣 正(かわまた ただし) プロフィール

1953年生まれ。
28歳の若さでヴェネツィア・ビエンナーレの参加アーティストに選ばれ、その後もドクメンタなど、欧米を中心に高い評価を獲得し続け、2005年には、アーティストでありながら横浜トリエンナーレの総合ディレクターとして、大規模な国際展の企画を任されている。また、東京藝術大学が革新的な試みとして設置した「先端芸術表現科」の立ち上げに主任教授として着任し、既存の美術表現の枠組みを超えて行く試みを実践してきた。
現在は、フランス、パリ国立高等芸術学院の教授であり海外でもっともよく知られている日本人アーティストである。氏の仕事が関わっていく分野は、建築や都市計画、歴史学や社会学、日常のコミュニケーション、あるいは医療にまで及ぶ。

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