お知らせ

ギャラリー・ラボ2007——鑑賞空間の合意に向けて
  三木美裕「街角のミュージアム——アジア、ヨーロッパ、北米を歩く」


2007年9月23(日)午後2時〜午後4時(当日午前11時から整理券配布)
京都国立近代美術館1F講演室 定員100名、聴講無料

演題:「街角のミュージアム——アジア、ヨーロッパ、北米を歩く」

わたしはこれまで、韓国、シンガポール、インドネシア、中国、ポルトガル、オランダ、イギリス、カナダ、アメリカなどで仕事をしてきました。お互いの仕事の進め方を受け入れ、企画を実現させていくなかで、 世界各地でミュージアムの活動を目にしてきました。観客、ギャラリー、スタッフという要素は同じでも、それこそ展示や活動は十館あれば十通りです。地域性を反映したものもあれば、普遍的なテーマもあります。い ずれもわたしたちとミュージアムをつなぐ大切な働きをしていて、そこにかかわる人たちの工夫が感じられました。これまで印象に残った体験をお話してみたいと思います。

(三木美裕)

三木美裕(みき・よしひろ)

アメリカで15年間学芸員として働いた後、昨年まで九州国立博物館学芸部企画課長を勤める。現在はフリーランス・キュレーターで、カナダ国立博物館の客員学芸員。アメリカ在住。

開催報告

街角のミュージアム--アジア、ヨーロッパ、北米を歩く 9月23日午後2時から4時まで、当館1階講演室で、世界各国の博物館で子どもとミュージアムをつなぐ仕事を実践されてきた三木美裕さんによるレクチャーが行われました。この講演は9月22日から11月4日まで当館で開催している、鑑賞空間について改めて考察するプロジェクト「ギャラリー・ラボ2007」にちなんで、開催されたものです。

様々な立場からミュージアムの学習支援に関わる参加者の方々に、ディスカッションを交えながら、各館の特色ある「教育普及」(エデュケーション)事業の展開が紹介されました。鑑賞において、解説を読むよりも、作品を見つめ感じることの大切さと、そのための工夫の必要性を実感できる機会となったばかりでなく、2つと同じ事例はなく、お互いに影響を与え合いながらも、それぞれの館が独自の取り組みを模索している現状を知る貴重な契機となりました。


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