MoMAK Films

NFC所蔵作品選集 MoMAK Films
 食卓のある映画
 7月31日(金)、8月1日(土)

 展覧会「北大路魯山人の美 和食の天才」にあわせて、「食卓のある映画」をテーマに作品をピックアップ。戦前の東京郊外に住む庶民の食文化が垣間見える『隣りの八重ちゃん』(1934)、戦後高度成長期の"食"が鮮やかな色彩と洗練された構図で浮かび上がる『秋日和』(1960)、そして、核家族化した団地生活の諸問題を食卓という空間に凝縮させた『家族ゲーム』(1983)。「食」という切り口で日本映画の名作を振り返ることで、新しい映画の見方ができるかもしれません。

会場情報と料金については、こちら
7月31日(金)19:00-20:46
『家族ゲーム』
1983年(ATG=にっかつ=ニュー・センチュリー・プロデューサーズ)
(106分・35mm・カラー)
家族ゲーム
 高校受験を控えた息子のために雇われた家庭教師の風変わりな"指導"によって、現代の家族関係の諸問題が浮き彫りになってゆく異色の「ホームドラマ」。本作を象徴するのは、家族が視線を交わすことのない横一列に並んだ食卓のセットである。家庭教師役の松田優作がアクの強い演技も見どころのひとつ。
監督・脚本森田芳光
原作本間洋平
製作佐々木志郎、岡田裕、佐々木史朗
撮影前田米造
照明矢部一男
美術中澤克巳
編集川島章正
録音小野寺修
出演松田優作、伊丹十三、由紀さおり、宮川一朗太、辻田順一、松金よね子、岡本かおり、戸川純
8月1日(土)14:00-16:09
『秋日和[デジタル復元版]』 1960年(松竹大船)
(129分・35mm・カラー・英語字幕付)
秋日和
 父の七回忌を迎えた娘(司葉子)は母(原節子)との生活を大切にし、周囲が勧める縁談をあっさり断ってきたが・・・。小津晩年の代表作のひとつで、料亭、バー、ラーメン屋、そして家庭の食卓などを舞台に物語が展開してゆく。2013年に小津の生誕110年・没後50年を記念して新たに作成されたデジタル復元版を上映。
監督・脚本小津安二郎
原作里見ク
脚本野田高梧
撮影厚田雄春
美術浜田辰雄
音楽斉藤高順
出演原節子、司葉子、岡田茉莉子、佐田啓二、桑野みゆき、三上真一郎、佐分利信、笠智衆、中村伸郎、三宅邦子、沢村貞子、渡辺文雄、桜むつ子、北竜二、千之赫子、高橋とよ
8月1日(土)16:30-17:46
『隣りの八重ちゃん』 1934年(松竹蒲田)
(76分・35mm・白黒・英語字幕付)
隣りの八重ちゃん
 東京郊外に暮らす庶民の日常生活と思春期の男女の心の揺れ動きが鮮やかに描かれる「ホームドラマ」の傑作で、当時の食文化の一端が垣間見える。隣り同士に暮らす新海家の恵太郎と服部家の八重子は、互いに実の兄妹のように接している。ところが八重子の姉の京子が出戻りで帰ってきたことから、彼らの関係に微妙な変化が生まれてくる・・・。
監督・脚本島津保次郎
撮影繻エ昴
美術脇田世根一
出演岩田祐吉、飯田蝶子、岡田嘉子、逢初夢子、杉早苗、水島亮太郎、葛城文子、大日方傳、磯野秋雄、阿部正三郎
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