MoMAK Films

NFC所蔵作品選集
 MoMAK Films @ home: 東欧  2010年12月4日(土)・5日(日)

   第二次大戦後の映画に新風を吹き込み、世界的な注目を集めた東欧。戦後のハンガリーで、最初に国際的評価を受けたゾルタン・ファーブリの2作品に加え、ワイダ、ムンクら「ポーランド派」の作家と同世代で、風刺喜劇に本領を発揮したフミェレフスキ、ポスト・ポーランド派を代表する作家で、17年ぶりの新作『アンナと過ごした4日間』(2008)も記憶に新しいスコリモフスキの作品を上映。

会場情報と料金については、こちら
12月4日(土)14:00–15:32 『ハンニバル教授』
   (HANNIBÁL TANÁR ÚR) 1956年
92分・白黒・ハンガリー
古代ローマ帝国に反旗を翻したハンニバルを熱心に研究する教授が、ファシストたちには反対勢力と映ってしまい、厳しい状況に置かれる。本作は、東欧最大と言われる映画の祭典カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭でグランプリを受賞した。
監督ゾルタン・ファーブリ
脚本ゾルタン・ファーブリ、イシュトヴァン・ジェネシュ、ペーテル・サース
原作フェレンツ・モラ
撮影フェレンツ・セーチューニ
美術ゾルタン・ファーブリ
音楽ズデンコー・タマーシ
出演エルネ・サボー、マニ・キス、フェレンツ・ベシェネイ、
ゾルタン・グレグス、ゾルタン・マクララーイー、
ヒルダ・ゴービ、ノエミ・アポル、ルドルフ・ショモジュヴァーリ
12月4日(土)15:55–17:28 『メリー・ゴー・ラウンド』(KÖRHINTA) 1956年
93分・白黒・ハンガリー
農業関係者の間に激しい貧富の差があった1950年代のハンガリーで、協同組合側と個人農側という互いに対立する立場に置かれた若い男女の恋が描かれている。本作はカンヌ国際映画祭で紹介され、大好評を得た。
監督ゾルタン・ファーブリ
脚本ゾルタン・ファーブリ、ラスロー・ナダシ
原作イムレ・シャルカディ
撮影バルナバーシュ・ヘジイ
美術ゾルタン・ファーブリ
音楽ジョルジ・ラーンキ
出演マリ・テレチック、イムレ・ショーシュ、ベラ・バルシ、
マニュイ・キス、アーダーム・シルテシュ
12月5日(日)14:00–15:38 『エヴァは眠りたい』
   (EWA CHCE SPAC) 1957年
98分・白黒・ポーランド
入学式前夜に高校に着いたエヴァが、寄宿舎での宿泊を許されず、泥棒や警官や売春婦たちと触れ合いながら、奇妙な街を歩いてゆく。摩訶不思議な事件が続発して、彼女はなかなか眠れない。フミェレフスキ30歳のデビュー作で、この後も戦争・社会喜劇の人気作を撮り続けたが、本作の可笑しさは不滅!主役のクフャトコフスカは、数千人が応募した主役コンクールで選ばれた。
監督タデウシュ・フミェレフスキ
脚本タデウシュ・フミェレフスキ、アンジェイ・チェカルスキ
台本イェレミ・プシボラ
撮影ステファン・マティシュキェヴィッチ
美術ロマン・マン、アダム・T・ノヴァコフスキ
音楽ヘンリク・チシ
出演バルバラ・クフャトコフスカ、スタニスワフ・ミクルスキ、
ステファン・バルティク、マリア・カニェフスカ、ロマン・クウォソフスキ
12月5日(日)15:55–17:24  『出発』(LE DÉPART / START) 1967年
89分・白黒・ベルギー
スコリモフスキが祖国を離れベルギーで監督した長篇4作。ポルシェを手に入れようと四苦八苦するレース狂の若者を仏〈ヌーヴェル・ヴァーグ〉作品で馴染みのJ=P・レオーが演じている。ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞。
監督イェジー・スコリモフスキ
脚本イェジー・スコリモフスキ、アンジェイ・コステンコ
撮影ウィリ・クーラント
音楽クシシュトフ・コメダ
出演ジャン=ピエール・レオー、カトリーヌ・デュポール、ジャクリーヌ・ビル、
ポール・ローラン、ヨーン・ドブリニーネ

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