MoMAK Films

NFC所蔵作品選集
 MoMAK Films @ Goethe: 2010年3月13日(土) 日本

NFC所蔵作品選集 MoMAK Films @ Goethe 開催要項

P.C.L.・東宝のモダンな作風を体現した伏水修のミュージカル・コメディを特集。生誕100年を機に、黒澤明に夭折を惜しまれた伏水の仕事を再発見する。あわせて、生誕105年を迎える斎藤寅二郎の真骨頂ともいうべき、発掘作2篇を含むスラップスティック・コメディを上映。

14:00–14:59  『モダン怪談 100,000,000円』[松竹グラフ版] 1929年

※『モダン怪談 100,000,000円』、『石川五右ヱ門の法事』、『爆彈花嫁』は1つのプログラムとして続けて上演します。

15分・16fps・無声・白黒
ピアノ伴奏付


近年発見された斎藤寅二郎の作品で、駆け落ちした男女が赤城山にこもっていると、国定忠次の埋蔵金騒ぎに巻き込まれ、忠次の幽霊に遭遇するというナンセンス喜劇。封切時は1399mの作品であったが、現存部分は2割ほど。

製作(松竹蒲田)
監督斎藤寅二郎
原作大森文雄
脚本池田忠雄
撮影武富善雄
出演斎藤達雄、松井潤子、坂本武、吉川満子、小倉繁

14:00–14:59  『石川五右ヱ門の法事』[パテベビー短縮版] 1930年

※『モダン怪談 100,000,000円』、『石川五右ヱ門の法事』、『爆彈花嫁』は1つのプログラムとして続けて上演します。

21分・16fps・無声・白黒
ピアノ伴奏付


恋人の父親に結婚を反対されて撲殺された男が幽霊になってよみがえり、先祖の大盗賊・石川五右衛門の助力を得て恋人を奪い返すというナンセンス喜劇。松竹の名子役・青木富夫(突貫小僧)が腕白振りを発揮。

製作(松竹蒲田)
監督斎藤寅二郎
原作絹川秀治
脚本池田忠雄、伏見晁
撮影武富善雄
出演渡邊篤、香取千代子、坂本武、青木富夫

14:00–14:59  『爆彈花嫁』 1935年

※『モダン怪談 100,000,000円』、『石川五右ヱ門の法事』、『爆彈花嫁』は1つのプログラムとして続けて上演します。

23分・白黒・無声サウンド版

本作は、1932年に佐々木啓祐監督が無声映画として完成させた『花婿奮戦』に、斎藤が追加撮影して改題のうえ、サウンド版として再編集をほどこしたもの。尺八の師匠の娘をめぐって、裕福な弟子と貧乏な弟子が恋の鞘当を繰り広げる。

製作(松竹蒲田)
監督佐々木啓祐
原作池田実三
脚本池田実三
撮影前野直之助
編集斎藤寅二郎
出演谷麗光、柳井小夜子、小倉繁、阿部正三郎、出雲八重子

15:20–16:29  『君を呼ぶ歌』 1939年

69分・白黒

東宝が威信をかけて作った"大音楽映画"。ふとした誤解で別れた二人が歌によって再び結ばれる物語を、藤山一郎、渡邊はま子、勝太郎、楠木繁夫ら人気歌手の歌と、山田耕作指揮による日本放送交響楽団の演奏とともに、伏水らしいスマートな演出で楽しめる。

製作(東宝)
監督伏水修
原作齊藤文雄
脚本八住利雄
撮影鈴木博
美術山崎醇之輔
音楽伊藤昇
出演月田一郎、椿澄枝、北澤彪、里見藍子、音羽久米子、江戸川蘭子、清川虹子、藤田進

16:45–18:01  『世紀の合唱 愛國行進曲』 1938年

    76分・白黒

軍楽隊育ての親といわれた海軍軍楽長・瀬戸口藤吉の半生記を綴った音楽映画。当時流行った「愛国行進曲」物とは一線を画し、東宝が創立100本を記念して日本初の軍楽映画を謳った作品。滝澤修の熱演が好評を博した。

製作(東宝)
監督伏水修
原作小林勝
脚本小林勝
撮影北義雄
美術安倍輝明
音楽伊藤昇
出演瀧澤修、藤原釜足、御橋公、英百合子、北澤彪、佐山亮、河村弘二、汐見洋

18:20–19:28  『東京ラプソディ』 1936年

68分・白黒

古賀政男と藤山一郎のコンビによる流行歌をあしらった明朗な音楽映画。藤山一郎が演じる洗濯屋の青年と、タバコ屋の看板娘の恋を軽快に綴り、歌と踊りの大団円を迎える。西銀座を舞台に、“楽し都 恋の都……”と東京を謳歌す青春物語。

製作(P.C.L.映画製作所)
監督伏水修
原作佐伯孝夫
脚本永見隆二
撮影三村明
美術戸塚正夫
音楽古賀政男
出演藤山一郎、椿澄枝、星玲子、井染四郎、宮野照子、伊達里子、御橋公、千葉早智子

※全作品35mm。上映作品は予告なく変更する場合があります。

広報資料
下半期上映作品: ソヴィエト、中国、日本  PDF(1.27MB)
(2009/08/29)

このページの先頭へ