MoMAK Films

NFC所蔵作品選集
 MoMAK Films @ Goethe: 2009年5月23日(土) ドイツ

NFC所蔵作品選集 MoMAK Films @ Goethe 開催要項

1920年代に黄金期を築き、数多くの巨星を輩出したドイツ映画界。ナチ台頭による過渡期に焦点をあて、のちにドイツを離れるジオドマーク、オフュルスの初期作品と、ロシア人ヴォルコフのウーファ特作作品を紹介。激動の時代に亡命を余儀なくされた映画人たちの仕事を通して、異文化観やドイツ映画に培われた技術力を見る。

主催
京都国立近代美術館
東京国立近代美術館フィルムセンター
ドイツ文化センター(京都)

14:00–15:22  『激情の嵐』(Stürme der Leidenschaft) 1931年

82分・白黒

刑期を終えて出所した男が恋人に裏切られ、再び犯罪に手を染めてしまうという破滅的な人生が描かれる。ジオドマークはナチス台頭後にフランスへ、さらに1938年にハリウッドへ渡り、『幻の女』(1944年)や『殺人者』(1946年)といったフィルム・ノワールの秀作を生み出した。

製作ウーファ
監督ロベルト・ジオドマーク
脚本ロベルト・リープマン、ハンス・ミュラー
撮影ギュンター・リッタウ
美術エーリッヒ・ケッテルフート
音楽フリードリッヒ・ホレンダー
出演エミール・ヤニングス、アンナ・ステン、トルーデ・ヘスターベルク、
フランツ・ニクリッシュ

15:45–17:05  『ヨシワラ』(Yoshiwara) 1936年

80分・白黒

『恋愛三昧』(1932年)の流麗な演出で、たちまちドイツ映画界の新星となったマックス・オフュルスがフランスで撮影した一篇。日清戦争前夜の世情を背景に、ロシアの軍人と芸者の恋を描いたが、田中路子は声の代役を拒み、フランス語を猛勉強して撮影に臨んだ。

製作フィルム・エクセルシオール=ミロ・フィルム
監督マックス・オフュルス
原作モーリス・デコブラ
脚本マックス・オフュルス、アーノルト・リップ、ウォルフガング・ヴィルヘルム、
J・ダポワニー
撮影オイゲン・シュフタン
美術アンドレ・バルザック、レオン・バルザック
音楽パウル・デッサウ
出演田中路子、ピエール・リシャール=ヴィルム、早川雪洲、ロラン・トゥータン、
リュシエンヌ・ルマルシャン

17:30–19:13  『東洋の秘密』(Geheimnisse des Orients) 1928年

103分・20fps・無声・染色と彩色
ピアノ伴奏付

アラビアン・ナイトの物語を下敷きに、魔法の笛を手にした靴職人の奇想天外な冒険譚。豪華な美術とステンシル・カラー技術が卓抜。監督のヴォルコフはロシア革命時にフランスへ亡命し、『キーン』(1923年)などの印象主義映画を生み出したことで知られる。

製作ウーファ
監督アレクサンダー・ヴォルコフ
脚本アレクサンダー・ヴォルコフ、ノルベルト・ファルク、ロベルト・リープマン
撮影クルト・クーラン、ニコライ・トポルコフ、フョードル・ブルガソフ
美術アレクサンドル・ロシャコフ、ヴラディーミル・マインガルト
出演ニコライ・コリン、イヴァン・ペトロヴィッチ、マルチェラ・アルバニ、ディタ・パルロ

※全作品35mm、日本語字幕付。上映作品は予告なく変更する場合があります。

広報資料
上半期上映作品: ドイツ、フランス  PDF(935KB)
(2009/04/14)


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