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展覧会「ウィリアム・ケントリッジ——歩きながら歴史を考える: そしてドローイングは動き始めた……」 関連イベント
   ウィリアム・ケントリッジ レクチャー/パフォーマンス
   「I am not me, the horse is not mine」

「ウィリアム・ケントリッジ——歩きながら歴史を考える: そしてドローイングは動き始めた……」 関連イベント
   ウィリアム・ケントリッジ レクチャー/パフォーマンス
   「I am not me, the horse is not mine」


「I am not me, the horse is not mine」  2008年
「I am not me, the horse is not mine」 2008年
プロジェクションを使った講演パフォーマンス
© the artist
自作のテキストの朗読と、ケントリッジが登場する映像と本人が共演するパフォーマンスをミックスしたステージ。ニコライ・ゴーゴリの短編戯曲『鼻』(1836)とこれを原作とするドミートリイ・ショスタコーヴィチ作曲の同名のオペラ(1930)が題材となっている。

ケントリッジの最新作《俺は俺ではない、あの馬も俺のではない》の制作過程から生まれた作品で、一種の不条理劇の中に「アトリエの美術家」、「分裂した自己」という他の作品に通底するテーマと同時に、弾圧され歴史から消し去られたロシア・フォーマリズムのユートピア運動への限りない共感と哀惜が込められている。様々なテキストが引用されているが、特に1937年2月26日の党中央委員会におけるブハーリンの弁明からの引用は、体制の暴力に押しつぶされる知識人の悲劇を象徴し聴衆を深い感動に誘うものがある。

この作品の原型は2008年6月のシドニー・ビエンナーレで上演され、2009年3月のサンフランシスコ近代美術館での上演でほぼ完成形に至っている。

会場
京都会館 第二ホール
〒606-8342 京都市左京区岡崎最勝寺町13番地

主催・問い合せ先
京都国立近代美術館

クレジット
監督、パフォーマンス: ウィリアム・ケントリッジ
編集: キャサリン・メイバーグ
舞台監督: スー・パム=グラント
アニメーション・アシスタント: ゲルハルト・マルクス、キャサリン・ウォーカー
ダンサー: サト・モツラオルワ
音楽: フィリップ・ミラー「ギャロップ」(演奏: ダン・セルシック、ビリー・ミドルトン、アダム・ハワード、ントコゾ・ズンガ、ベスウェル・ムボナニ、スラニ・マナナ)/「ンギラレケレウェ・イカラ・ラミ」(編曲: フィリップ・ミラー/作詞作曲: リチャード・シルマ、スラニ・マナナ/歌手: スラニ・マナナ、アバニカジ・ボンカランガ)

舞台設営: 株式会社伏見工芸、株式会社教映社
字幕制作: 京都国立近代美術館
協力スタッフ: 赤松麻紀子、宇佐美達朗、吉富真知子ほか
催事協力: 株式会社ワコールホールディングス、ART iT

広報資料
看板用グラフィック(案)

(2009/08/29)


パンフレット  PDF形式(1.16MB)



(2009/09/04)


巡回先
広島公演: 平成22年4月16日(金) 南区民文化センター (主催・お問い合せ: 広島市現代美術館)
※開催日が3月24日(水)から変更されました。ご注意ください。



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