賈又福中国展 企画展

 賈又福は1942年中国河北省寧県に生まれ、1965年北京中央美術学院国が画部を卒業した。卒業制作のために訪れた北京南方の大山脈、太行山の雄大な風景に魅せられ、ここを拠点に山水画を描いてきた。卒業後、文化大革命によって農村に下放、農村での労働を通して田園風景なども描いている。作品は大部分水墨画であるが、巨大なものから小品まで幅広く、広大に広がる墨の濃淡と滲み、溌墨の見事さは、中国水墨画の伝統の厚みを思わせるものである。近代的な造形感覚とたくましい自然感とが、純朴なリズムの中に響き合い、解け合って、独特の世界を展開している。

 氏は1977年から母校で教鞭を執るかたわら、国際的にも活躍し、現在中国の新世代を代表する画家の一人として高い評価を受けている。京都芸術短期大学生涯教育の中国画の講座に講師として招かれたのを機に、5月29日から6月13日まで横浜美術館アートギャラリーで開催された展覧会を、その後を受けて本館でも開催したもので、小展示ではあったが好評を博した。

会期
6月22日〜7月4日
入場者数
3,975人(1日平均331人)
出品目録
作品名 制作年
スケッチ (1) 1980
スケッチ (2) 1982
スケッチ (3) 1982
スケッチ (4) 1982
スケッチ (5) 1982
スケッチ (6) 1982
スケッチ (7) 1983
スケッチ (8) 1984
スケッチ (9) 1984
太行豊碑 1984
スケッチ (10) 1984
スケッチ (11) 1985
雲開太行奇 1986
墨夜之光 1990
無声的呼喚 1990
葬岳之光 1990
黄土高原風光 1990
雪月 1990
高原大風 1990
黄土 1990
穿雲図 1990
玉宇乗風図 1990
スケッチ(12) 1991
スケッチ(13) 1991

作品名 制作年
スケッチ(14) 1991
スケッチ(15) 1991
蒼山牧趣 1991
大岳奇観図 1991
山岳夢魂 1991
秋深吹夢 1991
無声的詩 1993
大岳礼賛図 1993
大岳朴玉図 1993


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