現代ドイツ美術展

 本展は東京国立近代美術館の特別展として計画されたもので、世界における現代美術の活発な動向を国ごとに系統的に紹介を続けてきた一環として現代ドイツ美術をとりあげたものである。ドイツの美術は20世紀にはいって表現派をうみ、ダダの運動に大きな役割をはたしバウハウスは建築・工芸・デザインに多大な影響を与えた。しかし、ナチスの抬頭とともに現代美術も抑圧され、戦後にいたって荒廃のなかから出発したのである。そして、驚異的な復興と経済成長を背景に、ベルリン、ハンブルク、デュッセルドルフ、ミュンヘンその他の都市を拠点として多彩で活気にあふれた動きをみせている。今回の展観は、戦後の先駆的役割をはたしたバウマイスターから1940年代生まれの若干作家にいたる30名74点を展示し、戦後の主な動向と今日の断面を紹介した。

会期
12月16日−47年1月30日
入場者数
総数4,825人(1日平均146人)
出品目録
作者名 題名 制作年
アンテス、ホルスト 人物● 1970-71
鼻のない人物
バウマイスター、ヴィリー 黒い幻影 1952
ファウストと幻影
ボイス、ヨーゼフ そり 1969
フェルトの洋服 1970
ビシエール、ユリウス 1958年10月8日アスコナ 1958
1959年9月20日 MX 1959
モンティ60.92 1960
A.1962年9月30日 2.くらいランプ 1962
1965年1月10日
ガイガー、ルプレヒト 587/69 1969
588/69
ゴラー、ブルーノ 肱掛椅子 1965
1967
クラウプナー、ゴットハルト クッション
ヘーゼ、ギュンター ヘリオス 1967
コンツィル
ハウザー、エーリッヒ スチール 5/65 1965
スチール 15/71 1971
ヘーリッヒ、エルヴィン 無題 1968
スケッチ
ヤンセン、ホルスト 自画像 1965
痛みのヴィーナス 1966
犬の伯爵夫人 1967
少女
留め金 1968
1969
ホガナス 1970
カリノフスキー、ホルスト・エゴン 牧神のトルソ 1966
女像柱 1970
クラフェック、コンラート 権力意志 1959
招聘
クリヴェート、フェルディナント 詩的絵画No.17 1964
詩的絵画No.14 1965
ウォーク・トーク 1970
レンク、カスパー・トーマス 積層56a
積層72C 1969-70
マック、ハインツ 金属の柱 1970
銀の柱
レンズの柱
ナーゲル、ペーター 子供とピン 1966
ナーゲル、ペーター ヘッディング
ナイ、エルンスト・ヴィルヘルム セラフィーム 1964
赤−黄−紫 1967
エルツェ、リヒァルト カテマラ 1957
思い出したい場所 1958
ペトリック、ヴォルフガング サマー・タイム 1970
旅行者たち
プファーラー、カール・ゲオルグ 東西通行No.VII 1970-71
〃No.VIII
リヒター、ゲルハルト 街の風景(D) 1968
〃(H)
〃(PL) 1970
シュルツェ、ベルナルト 明日の生活のミゴフ 1967-69
片手−マネキン−ミゴフ 1969
シューマッハー、エーミル 赤の上の孤 1967
ゾンダーボルグ、クルト・R・H まとまりのない考え 1958
19H09★a19H36 1960
21H09★a21H21
ユッカー、ギュンター 1970
砂のうずまき
浮遊 1971
フォス、ヤン 話・書・視 1969
ヒック・エト・ヌンク 1970
ヴィルディング、ルートヴィヒ シングル Z22
〃 Z81

作者名 題名 制作年
ヴィンテルスベルガー、ランベルト・マリア 分裂3 1969
胸の傷
ヴンダーリッヒ、パウル 椅子の人 1967-68
ソロモンIV、9 1969-70
〃VII、2

新聞雑誌関係記事(京都展関係のみ)
読売 11月5日
毎日 11月17日(夕) 安井収蔵
朝日 11月29日(夕) 小川正隆
読売 12月17日
毎日 12月21日(夕) 亀田正雄
京都 12月31日 藤 慶之
美術手帖 ドイツの現代美術
 さながら雑色のモザイク模様 V.チハーコバ
 ラインの橋からの一瞥 峯村敏明

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