エドワルド・ムンク展
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「生の不安」「愛」と「死」などを深く見つめた作品によって、ドイツの表現派の成立にも大きな影響を与えた、ノルウェーの画家エドワルド・ムンクの芸術は近来とみにその評価が高まっている。それは彼自身の問題が、生の根元に関るものであり、矛盾と脅威に満ちた現代にこそ、その作品がますます光を増してきたからである。この展観はこうしたムンクの初期から晩手にいたる代表的作品を網羅したもので、関西では兵庫県立近代美術館に続いて開かれたにもかかわらず多数の観覧者を集め、大きな感動を与えた。
- 会期
- 1月20日-2月14日
- 入場者数
- 総数99,930人(1日平均4,344人)
- 共催
- 中日新聞社
ノルウェー国立美術館
オスロ市立ムンク美術館
- 出品目録
油絵
題名 |
制作年 |
自画像 |
1880 |
ストーブに火をつける少女 |
1883 |
ゆり椅子に坐っている画家の叔母(カーレン・ビヨルスタ) |
1884 |
ピアノを弾く少女 |
c.1886 |
カール・ヨハン通りの軍楽隊 |
1889 |
郵便船の到着 |
1890 |
サン・クルーの夜 |
〃 |
プロムナード・デザングレー |
1891 |
妹インゲルの肖像 |
1892 |
星月夜 |
c.1893 |
叫び |
1893 |
思春期 |
1894 |
マドンナ |
1894-95 |
豊饒 |
c.1898 |
メランコリー |
1899 |
生命のダンス |
1899-1900 |
汽車の煙 |
c.1900 |
渚での踊り |
1900-02 |
雪のなかの白樺 |
1901 |
夏至祭り |
1901-02 |
赤いカーペットのある裸婦 |
1903 |
キューピッドとプシケ |
1907 |
水浴する男たち(ヴァルネミュンデ・トリプティック) |
(a)成人 |
1907-09 |
(b)青年 |
〃 |
(c)老年 |
〃 |
題名 |
制作年 |
歴史(オスロ大学講堂壁画の習作) |
1914 |
疾駆する馬 |
1910-12 |
ベッド際に坐る少女 |
1915-16 |
キャベツ畑に立つ男 |
1916 |
籐椅子の側に立つ裸婦 |
1929 |
波 |
1921 |
星月夜 |
1923-24 |
腰かけているモデル |
1925-28 |
赤い家 |
1926 |
裸婦“クロトカヤ” |
c.1927 |
孤独な人たち |
c.1935 |
波止場の女たち |
〃 |
浜辺にいる二人の女 |
〃 |
窓辺での自画像 |
c.1940 |
木版画
題名 |
制作年 |
不安 |
1896 |
女の髪にうずくまる男の頭 |
〃 |
月光 |
〃 |
〃 |
〃 |
メランコリー |
〃 |
〃 |
〃 |
声 |
〃 |
男の頭脳の中 |
1897 |
森へ |
〃 |
〃 |
〃 |
水浴する女たち |
〃 |
接吻 |
1897-98 |
〃 |
c.1902 |
痛みの花 |
1898 |
浜辺にいる二人の女 |
〃 |
浜辺にいる二人の女 |
1898 |
冬の雪景色 |
〃 |
浜辺を背にした少女の顔 |
1899 |
〃 |
〃 |
肥った娼婦 |
〃 |
男と女 |
〃 |
人間ふたり(孤独な人たち) |
〃 |
〃(〃) |
〃 |
〃(〃) |
〃 |
心臓 |
〃 |
宇宙での出遇い |
〃 |
メランコリー |
1901 |
祈る老人 |
〃 |
りんごの木 |
1902 |
洗たく |
〃 |
寄り添う頭 |
1905 |
〃 |
〃 |
自画像 |
1911 |
浜辺に立つ少女 |
1914 |
月光の浜辺に立つ若い少女 |
1912 |
日光浴 |
1915 |
〃 |
〃 |
とど松の林のなかの若い男と女 |
〃 |
森へ |
1920 |
波止場の少女 |
〃 |
訣別の時(イプセン劇「王位継承者」から) |
〃 |
ビルギッテ |
1930 |
火の裁き(イプセン劇「王位継承者」から) |
1927 |
髪への接吻 |
1930 |
石版画
題名 |
制作年 |
骸骨の腕のある自画像 |
1895 |
叫び |
〃 |
手 |
〃 |
嫉妬 |
1896 |
病める子 |
〃 |
魅惑 |
〃 |
別離 |
〃 |
臨終の床で |
〃 |
病室での死 |
〃 |
ハンス・イェーゲル(ノルウェーの作家) |
〃 |
アウグスト・ストリンベリ(スウェーデンの劇作家) |
〃 |
肉欲 |
1898 |
宴が終って |
1899 |
女 |
〃 |
灰 |
〃 |
波の中の恋人たち |
1896 |
罪 |
1901 |
グラン・カフェでのヘンリク・イプセン |
1902 |
マドンナ |
1895-1902 |
吸血鬼 |
1895-1902 |
ヴァイオリン・コンサート |
1903 |
ブローチ |
〃 |
煙草をもつ自画像 |
1909 |
太陽に向って |
1912 |
自画像:死の踊り |
1916 |
星月夜 ヨーン・ガブリエル・ボルクマン(イプセン劇) |
1925 |
K・E・シュレイネル教授(ノルウェーの解剖学者) |
1930 |
帽子をかぶった自画像 |
〃 |
エッチング
題名 |
制作年 |
死と少女 |
1894 |
慰め |
〃 |
クリスティアニア・ボヘーム |
〃 |
病める子 |
〃 |
その翌朝 |
1895 |
声 |
〃 |
人間ふたり(孤独な人たち) |
〃 |
女 |
〃 |
接吻 |
〃 |
浜辺にいる若い少女 |
1896 |
裸婦 |
〃 |
少女と心臓 |
〃 |
ステファヌ・マラルメ(フランスの詩人) |
〃 |
シグビヨルン・オプストフェルダー(ノルウェーの詩人) |
〃 |
病める子 |
〃 |
水浴する少年たち |
1897 |
ノクターン |
〃 |
リューベック |
1903 |
樫の木 |
〃 |
波止場の少女たち |
〃 |
看護婦 |
1908 |
疾駆する馬 |
1915 |
筆彩色版画
題名 |
制作年 |
カンカン |
1896 |
不安 |
〃 |
別離 |
〃 |
嫉妬 |
〃 |
原始人 |
1905 |
ベッドの前に立つ裸婦 |
1907 |
憎悪 |
c.1907 |
ダニエル・ヤコブソン教授(デンマークの医学者) |
1909 |
山道 |
1911 |
歴史 |
1912 |
アルマ・マーテル |
1914 |
嫉妬 |
〃 |
立腹の御婦人 |
〃 |
生命の樹の下に佇む老人 |
1915 |
寝そべっている犬 |
〃 |
スクーリ王と詩人ヤトゲイル(イプセン劇「王位継承者」から) |
1916 |
聖典 |
〃 |
けんか |
〃 |
イプセン劇「幽霊」の一場面 |
1920 |
穴を掘る労働者たち |
〃 |
銅版、版木
題名 |
制作年 |
少女と心臓 |
|
疾駆する馬 |
|
肥った娼婦 |
|
孤独な人たち |
|
寄り添う頭 |
|
ゴシック風な少女 |
|
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