ゴーギャン展

 ポール・ゴーギャンは印象派の画家として出発しながら、明確な輪郭として平塗りによる強烈な色彩を駆使した作品を描き更にたくましい力強い原始的な生命を求めて南太平洋の島タヒチ、そしてラ・ドミニカ島へ写り、多くの傑作を残した。波乱に富み、貧窮と孤独のうちにあって制作に専念した劇的な生涯は深くひとびとの心をとらえている。今回の展観は油彩32点、水彩6点、パステル、ガッシュ3点、デッサン32点、版画17点、彫刻12点で、ゴーギャンの多角的な活躍ぶりとともに、初期から晩年の象徴主義的な精神的態度までをよく示すものであった。

共催
読売新聞社
会期
10月5日−11月7日
入場者数
総数198,662人(1日平均6,622人)
出品目録
油彩
題名 制作年
池のほとりの農家 1871
梨とぶどうの静物 1872
森のなかの道 1873
クロード・アントワーヌ・シャルル・ファーブルの肖像 1877
ポントワーズ付近の石切り場 1882
カルセル街 冬の庭 1883
野原に横たわる少女 1884
夕ぐれのエルスヌール広場 1884
花瓶 1885
冬の風景 1885
題名 制作年
フィリベール・ファーブルの肖像 1885
悦びの火 1886
若い女の顔 1886
花で飾られた太鼓 1886
ラ・マルチニックの農家 1887
ブルターニュの断崖 1888
ブルターニュの農婦 c.1889
カリブの女 1889
N伯爵夫人の静物 1889
ブルターニュ風景−柳 1889
異国のイヴ 1890
黄色いキリストのあるゴーギャンの肖像 c.1890
斧をもつ男 1891
静物 1891
若い混血の女 1891
エ・ハエレ・オエ・イ・ヒア(何処へ行くの) 1892
ブルターニュの農家 c.1894
ヴァイルマチ 1897
テ・ボウラオ(大きな樹) 1897
ひまわりと梨 1901
海辺の騎手たち 1902
小さな家の前の騎手 1902
ラ・ドミニカ島風景 1903
水彩
題名 制作年
坐るブルターニュの女たち 1886
タヒチの風景 C.1892
小さい家 c.1892
10人のタヒチ女のシルエット 1892
ブルターニュの十字架 c.1894
小さな家 c.1895
西インド諸島の女たち 1887
ブルターニュの女の顔 c.1890
マイエル・デ・ハーンの肖像習作 1889
デッサン
題名 制作年
メット・ゴーギャンと息子クロヴィス 1879
家族 1885
あひる c.1886
腕と手の習作 1886
海辺 c.1888
アルルの女(ジヌー夫人) 1888
習作および署名の練習 1888
ブルターニュの若い農婦の顔 c.1889
ブルターニュの顔 c.1890
1890
タヒチの女の顔 1891
歩く男 1891
背・腕および地面についた手の習作 1891
マオリの女の顔 c.1892
マオリの4人の女 1891-92
子どもと若い女 1881-92
背を向けたタヒチの女 1891-92
タヒチの女 1891-93
マオリの女 1891-93
神像習作 1891-93
タヒチ人と顔とシルエット 1892-93
ヤシの実の収穫 c.1893
うずくまる女 1893
人物のいるブルターニュのクロッキー c.1894
題名 制作年
顔の習作 c.1895
テ・アリィ・ヴァヒネ<マンゴの女> 1896
タヒチ風景 1898
坐るタヒチ女の習作 1898
女のトルソー 1901
マオリの女と子ども 1899-02
馬と犬の習作 1901-03
自画像 1903
木版
題名 制作年
マルル<ありがとう> 1892
テ・アトゥア<神々> c.1891-3
アナオ・トウパパウ<死霊> 1891-93
アウティ・テ・パペ<川のほとりの女> c.1893-5
アルル<ありがとう> 1892
宇宙創造 1894-95
マーナ・ノ・ヴァルア・イノ<悪霊は語る> 1894-95
アウティ・テ・パペ<川のほとりの女> 1894-95
マハナ・アトゥア<神の食物> 1894-95
「微笑(ル・スーリール)」のタイトル 1899
磔刑 c.1896
テ・アリィ・ヴァヒネ<マンゴの女> 1896
ジンク板
題名 制作年
皿の原図 1888
ブルターニュの悦び 1888
水浴するブルターニュの子どもたち 1888
柵によるブルターニュの人びと 1888
人間の悲惨 1888
洗濯する人びと 1888
海の悲劇−ブルターニュ 1888
海の悲劇 1888
田園詩−マルチニック 1888
セミとアリ 1888
老嬢たち−アルル 1888
レダと白鳥 1888
老嬢たち−アルル 1888
セミとアリ 1888
モノタイプ
題名 制作年
習作 c.1897
風景 c.1897
「われわれは何処から来たか、われわれは何か、われわれは何処へ行くのか」の人物習作 1897
彫刻
題名 制作年
キリストの碑 1891-93
テフラのマスク 1891-93
語り手がしゃべる時 1891-93
ヒナ 1891-93
真珠の偶像 1891-93
貝殻の偶像 1891-93
カヌー形の皿 1892-93
オヴィリ 1893-94
ヤシの実 c.1895
テ・アトゥア(神々) 1896-99
らい病患者 1901-02
テレーズ 1901

新聞雑誌関係記事
読売 9.2福永武彦、9.15、10.2、10.4、10.4(夕)、10.5、10.6−25(ゴーギャン展から)、10.13(京都版)、11.1
朝日 9.29(夕)小川正隆、10.2 河北倫明
毎日 11.3 亀田正雄
日経 8.29、10.18 辻部政太郎
サンケイ 10.9

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