山口薫回顧展

 山口薫はヨーロッパへの留学から帰って友人たちとグループ「新時代展」を結成し、洋画壇に新風を吹き込み、自由美術家協会の創立に加わった。戦時中の暗い時代にも近代的な立場を守り、戦後はモダンアート協会の設立に参加し注目すべき活躍をし、東京芸術大学教授として後進の指導にあたった。具象と抽象とを融和した詩情豊かな画風は、日本的な造形のあり方のひとつでもあった。今回の展観は初期から絶筆までの代表作を中心に、素描、リトブラフ、オブジェ、銅板に至るまでを集め、その全貌を示すものであった。

会期
4月8日−5月11日
入場者数
総数7,612人(1日平均325人)
出品目録
油彩
題名 製作年
静物 1926
裸婦 1928
自画像 1930
静物 1930
緑衣横臥婦人像 1931〜32
トレド風景 1931
婦人像 1931
ニースのカーニバル 1931
シュミーズの女 1931
巴里ルクサンブール公園にて c.1931
風景・漁船 c.1931
パリ・アレジアの教会 1932
パリの画室より 1932
裸婦 1932
アトリエにて 1932
女の顔 c.1932
裸婦 c.1932
裸婦 c.1932
風景・ベニス c.1932
婦人坐像 c.1932
裸婦 c.1932
裸女 c.1932
サントロペ風景 c.1932
片足を立てた裸婦 c.1932
パリ郊外モンレリー 1933
パリ・アレジアの教会 c.1933
裸婦4人とバラ c.1933
赤城の裾野 1935
エミリエンヌの結婚 c.1936
潮騒い(夜明け) 1937
古羅馬の旅 1937
黒耀石 1937
1939
蛸壺など 1939
野辺の風景 1940
題名 製作年
1941
畠(秋) 1941
大地 1943
葬送 1943
立てかけた銃 c.1943
1944
1947
ひだまりの樹木 1947
ブルターニュ回想 1947
裸婦 1948
牛と女神 1948
十和田紀行 1948
1948
クリスタル壺 1948
1948
城跡 c.1948
アネモネ 1949
残雪の木々 1949
左榛名と烏河原 1949
画室の森 1949
叙情の唄 滝 1949
からすの子 1950
豊旗雲に入陽さし c.1950
海辺の裸婦 c.1950
花子誕生 1951
母子(親子) 1951
夜の宿 1951
月光の顔 1952
木と紐 1952
ユーロップ 1952
春の鳥 1952
子供のための楽曲「田園」 1952
あじさい 1952
羽ばたく鳥 1952
連弾 c.1952
ボタン雪と騎手 1953
少年とカラス 1953
カラスと杉と木 1953
広場の十字架 1953
ダム・エリザベートの戴冠 1953
季節の哀歓「田園と烏」 1953
林の幻影 1953
雪と少女 1953
あや子 正月 1954
ノートルダム 1954
銀色の月 1954
漂泊 1954
栗のコンポジション 1954
矢羽根 1954
孤独者のすまい 1955
雪山好日 1955
白亜に刻む 1955
刻むトルソ 1955
ひざし 1955
白痴の愛 あや子 1955
イカリと蛤と娘 c.1955
暖め鳥 1956
アラブの月 1956
水田を拓く 1956
浮かぶ 1956
むすめ像 1956
卓上の栗 1956
歳月の記録 1956
田園詩 1956
森の二重像 1957
千手「黒夫人」像 1957
題名 製作年
あや子 月塊 1957
牛と鳥 1957
栗のいが 1957
木馬とほんとうの馬 1957
赤い牛 1957
格子の牛「牡牛の頭」 1957
河原を走る騎馬群 1958
牛の頭 1958
夜の宿 1958
橋のある風景 1958
野性の風景 1958
かぐや姫昇天 1958
白い小鳥と石 1958
沼地の舟・小舎 c.1958
白牛図 牛の顔 1959
娘の肖像おぼえがき 1959
矢羽根とぶ 1959
幻想 矢羽根と牛 1959
白い秋 1959
きじ 1959
牛の群れ 1959
ある谷間の風景 1959
牛の親子 1959
クロと鳥 1959
あや子 あやとり 1959
牛の親子 1959
水の小舎 1959
みどりの沼 1960
沼面春の雨 1960
北山しぐれ 1960
紙箱と真田紐 1960
霧の沼 1960
十一面千手の顔 1960
奈良の旅より「斑鳩」 1960
海辺のテント 1960
夜の松と灯 1960
巣ごもり 1960
氷雨の鳥 1960
牡牛 c.1960
ある山の石仏 1961
石仏二体兄弟不動 1961
クロ 1961
画布に刻む馬(夕色の化同体) 1961
しののめの水 1961
鶏舎の屋根の石と猫 1961
我が庭の記「色ずいたモミジとチャボの小舎」 1961
カーママンダーラ「千手十一面婦人」 1961
荒れにき庭 1961
むすめの裸 1961
牛の顔 1961
橋と水(ある秋の夕ぐれ) 1961
わが愛する山の石仏 1961
あやこの顔 1961
奥日光「丸沼の白根火山弾」 1962
黒い顔 1962
荒れた小さい菱形の沼 1962
幼きまつり 1962
牛と少女 1962
ある婦人の裸 1962
蓼科高原所見(石仏三面阿修羅) 1962
白牛 1962
甲斐の子クマ 1962
沼地を飛ぶ飛行機 1962
畑と池 1962
きじの小舎とクマ 1962
小さな城のある庭 1963
雪と沼と鳥 1963
マグダラとマリア(フェノローマの旅) 1963
仏の手 1963
竹の園生 1963
矢羽根ときじ 1963
廃船と菜の花畑 1963
ある都 1963
冠と娘の顔の彫刻 1963
子供の遊び場 1964
月と馬 1964
沼のある牧場 1964
水田の上を飛ぶカーチス軽飛行機 1964
シンフォニーランドケープ 沼の樹 1964
花の素顔 1964
丸い沼と春の雪 1964
森と軟式飛行船 1965
紅バラ白バラの塀 1965
水門の裏と表 1965
ある農園 1965
北海道所見「温泉熱利用の製塩場」 1965
林の小鳥の家(アパート) 1965
木の葉の笛 1966
ガラス鉢に盛ったパンジー 1966
ざくろとぶどう 1966
1966
養魚池聚雨 1966
ナイルの源泉 1966
シャクナゲとウズラの玉子とクマ 1966
月と馬 1966
ナイルの源泉 1967
パンジーの皿 1967
パンジー 1967
夏の山荘 1967
荒野を行く 1967
裸富士 1967
ネパール土産の婦人靴とクマ 1967
牛と花嫁 1967
春駒寄せと楽譜 1967
月と道産子 1967
しのぶ鎧 1967
森の中の少女 1967
太陽と馬 1968
若竹と馬 1968
吾が庭 1968
太陽に並ぶ馬 1968
金環蝕の若駒 1968
林檎 1968
若い月の踊り 1968
おぼろ月に輪舞する子供たち 1968
ふりそそぐ光の中の三馬 1968
闘牛 1968
牛と少女 1968
残雪の馬 1968
水彩
題名 製作年
工場風景
蓼科の池
巴里のルクサンブール公園
蔵王三階の滝
裸婦(A)
裸の少女
牡牛図
牛の親子
水辺の牛
牛の頭
クロと烏の子
扇面きじ
静物
デッサン
題名 製作年
絵日記
裸婦
ビルフランシュのイタリア街
風景
スケッチブック
リトグラフ
題名 製作年
牛と少女
赤い馬
オブジェ
題名 製作年
悲しい玩具
レンガの頭
トルソ
むすめの顔
銅版
題名 製作年
少女
クマ

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