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開館状況  ─  

展覧会岡田謙三展 併陳 近代日本の工芸

岡田謙三展

岡田謙三は二科会の中堅会員であったが、1950年にアメリカに渡り、やがて抽象に画風を転じ、55年にはピッツバーグ国際美術展において、また58にはベニス・ビエンナーレ展で受賞するなど国際舞台においてめざましい活躍を続けている。65年アメリカのバッファロ市で大規模な個展が開催されたが、それから選んで構成されたのがこの展覧会である。なお、本展は東京・高島屋でも催され、また当館の終了後はホノルル美術館などアメリカ各地を巡回した。
 また、開期中当館2階において当館の収蔵品を中心にした明治以降の工芸作品を展示した。

共催
朝日新聞社
会期
6月8日-30日
入場者数
総数5,357人(1日平均267人)
併陳
近代日本の工芸-収蔵作品を中心とする-
出品目録
題名 制作年
静物 1952
予想 1953
題名 制作年
ナンバー19 1953
野2
アブストラクション7
〃12
早春 1954
ナンバー36
飛1 1955
1956
世紀
生地
夜の絵巻
杵1 1956~57
エニグマ 1958
洞穴への入口
1959
英雄
夜の湖
題名 制作年
1959
1962
返る
夕顔
三つの白 1963
羽衣 1964
木の精
垂直
1965
1965
銀と金

出品目録
陶器
作者 題名 制作年
浅見隆三 からたち模様の青白色の壺 1956
荒川豊蔵 黄瀬戸の花生 1958
志野の水指
石黒宗磨 鳥模様の黒ぐすりの鉢
板谷波山 窯変磁の花瓶 c.1935
今井政之 しゃこの模様の壺 1964
宇野三吾 色ぐすりの共蓋壺
江崎一生 灰ぐすりの窯変の壺
加藤士師萠 ほほづき模様の大皿 1959
ぶどう模様の鶴首の壺 1965
加藤嶺男 全体に織部ぐすりをかけた鉢 1962
金重陶陽 備前の砧形の花生 1963
備前の花生
叶 光夫 押して花模様をつけた壺 1956
河井寛次郎 色うわぐすりを打ちつけた壺 1942
呉須と辰砂で草花を描いた大鉢 1962
北大路魯山人 まないた形の織部の盤 1949
彩った筋模様の皿 1950
信楽の水盤 1956
桜と紅葉を彩った大鉢 1958
清水裕詞 雪ぐすりの花器 1966
清水六兵衛 騎馬模様の花器 1963
魚の模様の玄窯の花瓶 1964
楠部弥弌 花瓶「静焼」 1950
均窯の鉢 1964
熊倉順吉 風人 1966
暦日B
近藤悠三 梅図の染付けの大皿
山図の染付けの壺
清水卯一 柿ぐすりの壺 1959
黒い線模様のある柿ぐすりの鉢 1963
鈴木 治 泥像I 1966
〃II
田村耕一 鉄ぐすりのあやめ模様の大皿 1965
富本憲吉 白磁の壺 1933
白磁の鉢 1939
更紗模様の捻徳利 1944
金銀で彩ったしだの模様の色絵の香炉 1960
浜田庄司 なまこぐすりの丸い蓋物 1935
三筋文の方形の皿 1937
黒ぐすりの足のついた角鉢 c.1938
柿色の地に鉄ぐすりで丸文を描いた大平鉢 1962
藤原 啓 備前の筒形の花生 1963
八木一夫 予感の表裏 1966
アフリカの掌
漆器
作者 題名 制作年
赤地友哉 朱色の曲輪造りの喰籠 1962
赤塚自得 竹林図の蒔絵の硯箱と文台 1923
硯箱「舞鶴」 昭和初年
磯井如真 草花模様の蒟醤の喰籠 1957
植松包美 乱れ箱「千歳」 大正時代
梅の図の蒔絵の硯箱
大場松魚 平文の宝石筥 1958
音丸耕堂 草花模様の彫漆の菓子器 1960
北大路魯山人 桃山風の椀 1944
銀地に捻模様の大平椀 c.1944
木村表斎 金蒔絵で梅に鶯の図を施した吸物椀 明治中期
木村表斉 富田幸七 名取川の蒔絵の硯箱
久保金平 盛器 1958
後藤友乗 菊の形をした朱塗の盤 1963
高野松山 りす模様の手筥 1940
堆朱楊成(20代) 山水図屏風のような意匠の堆朱の文庫 1918
藤井観文 草花模様の沈金の宝石筥 1964
増村益城 流水模様の乾漆の盛器 1963
乾漆の盛器「朱丸」 1957
松田権六 螺鈿をはめ込んだ有職模様の蒔絵の飾り筥 1959
金工
作者 題名 制作年
会田富康 青銅の盤 1951
魚住安彦 銀梨地の砂張の鉄鉢 1962
大下秀春 金具「汀」 1958
大順賀喬 昆虫模様の小筥 1947
角谷一圭 独楽釜 1961
香取秀真 深口釜 大正初年
瑞鳥模様の銅の喰籠 昭和初年
みみづく形の香炉 1953
北原千鹿 渓流の模様を透彫りした手筥 昭和初年
うずら模様の金彩の壺
杉田禾堂 香炉 1950
高村豊周 杵形をした朧銀の花器 1962
筒形をした朧銀の花器 1963
内藤四郎 黄銅の手筥 1960
長野垤志 獅子の把手のある花瓶 1948
矢筈釜 1957
二橋美衝 秋草模様の鍍金の小筥 1959
山本純民 ふよう模様の花瓶 1936
山脇洋二 とかげ模様の硯箱 1947
染織
作者 題名 制作年
伊砂久二雄 金砂子地に流水模様を型染した着物 1964
小倉健亮 新辻ケ花絞り染着物「蝶」 1965
鎌倉芳太郎 秋草模様の紅型の長着 1961
佐野猛夫 作品71「柳」 1959
志村ふくみ 紬織の着物「七夕」 1960
〃「嵯峨野」 1963
森口華弘 友禅の着物「梅林」 1964
〃「光」
木竹工
作者 題名 制作年
飯塚琅●斎 花かご「家づと」 大正時代
黒田辰秋 拭漆のけやきの座棹 1960
耀貝螺鈿のなつめ 1966
斎田梅亭 菜の花の模様の截金(きりがね)の小筥 1963
生野祥雲斎 花器「怒濤」 1956
田辺竹雲斎 耳つきの花かご 1964
福田慶造 けやきの大盆 1965
ガラス
作者 題名 制作年
各務鉱三 ガラスの鉢 1940
小林菊一郎 うろこ模様の切子の大鉢 1963
うろこ模様の切子の小鉢
佐藤潤四郎 クリスタルガラスの花器 1947

新聞雑誌関係記事
朝日 6.5(社告)、6.13(乾 由明)
読売 6.16(中村義一)
夕刊京都 6.17
毎日 6.20
京都 6.25


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