フォーブ展

 色彩の独自の美しさを強調し、外界の自然の色から離れて、画面を色彩自体の秩序として創造しようとしたフォーブ(野獣派)は、現代絵画のひとつの出発点を形造っている。この運動の発端となった1905年のサロン・ドートンヌから60年経たのを機会に、その作品を陳列して、フォーブの意義をあらためて回顧しようという趣旨で開かれたものである。この展覧会は、本館に先立って東京展(高島屋)、大阪展(高島屋)、福岡展(岩田屋)が開催された。

会期
11月10日−12月12日(29日間)
入場者数
総数18,220人(1日平均628人)
出品目録
作者 題名 制作年
ブラック、ジョルジュ シオタ風景 1906
エスタック風景 1907
カモアン、シャルル 兵隊姿の自画像 1901
マルケの肖像 1904
マルセイユ港
ムーランルージュ
小さなリナ 1906-07
シャボー、オーギュスト 赤の裸婦 1905

作者 題名 制作年
ジャボー、オーギュスト ル・ムーラン・ド・ラ・ギャレット 1905
格子縞の服
ホテル
キャバレーの歌手 1906
赤の踊子 1907
ドラン・アンドレ 自画像 1904
コリウールの帆船 1905
テームズ河の小舟
コリウール
デュフィ、ラウール サント・アドレスの海辺 1904
日傘を持つ女
小旗で飾られた街 1906
パリ祭
花の中のジャンヌ 1907
マルセイユのノートルダム 1907-08
マルセイユの旧港とノートルダム 1908
フリエス、オトン エスタック風景 1905
カシスの入江
アンベール港 1906
フリエス、オトン グラースの海辺 1906
春の聖事 1907
シオタのフィゲロルの入江
マンギャン、アンリ ブールソル街のアトリエの裸婦 1903
窓辺 1904
自画像 1905
サントロペのパリ祭(右)
〃(左)
午睡
シニャックの家
ニンフ
アトリエの中のジプシー
バッカスの女 1906
マルケ、アルベール フォーブの裸婦 1898
後から見たノートルダム 1902
植民地の軍曹 1904
自画像
マンギャンのアトリエで描くマチス 1905
アーブルの異国祭
コリウール 1906
フェカン港
マチス、アンリ ベルイルのパレ港 1896
コルシカ風景 c.1900
裸婦立像 1901
マンギャンのアトリエで描くマルケ(エスキース)
陽光に満ちたコリウールの街路 1905
作者 題名 制作年
マチス、アンリ パストラル 1905
男の顔
本を読む女 c.1905
ノートルダム 1906
ピュイ、ジャン オレンジ色の裸婦
横たわる裸婦 1905
ベルイルの芸術家とモデル
裸婦立像 1910
浴着を持つ裸婦
バルタ、ルイ リンゴの木 1894
庭の中の裸婦
ベンチに腰かける女 1896
アルカッションの船
ビクトル・バルタ夫妻 1900
ベニス 1902
地中海風景 c.1903
赤い岩 1908
バン・ドンゲン、キース 長椅子にすわる女 c.1902
モンマルトルのパリジェンヌ c.1903
帽子をかぶった裸婦
道化師 1905
エリゼー宮の鉄格子柵
馬に乗る人と婦人
ブラマンク、モーリス・ド 静物 1905
シャトーの帆船
バラの花束
リュールの丘 1906
枯れ木を拾う人
シャトーの家 1908

新聞雑誌関係記事
朝日 11.11、11.15(夕)(黒田重太郎)、12.4
夕刊京都 11.19(乾由朗)
別冊みづゑ 44

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