学習支援活動

第13回 子ども美術鑑賞教室「くらしにはなやぎを〜夢二のしごと〜」

日時
11月19日(土)9:00〜11:30

会場
京都国立近代美術館 3F企画展会場・1F講堂

参加人数
38名

 11月19日(土)、京都市内の小学校の先生達による、子ども美術鑑賞教室が行われました。毎年当館を会場に行っている教育プログラムで、今年度は現在開催中の「川西英コレクション収蔵記念展 夢二とともに」の会場で、38名の子ども達が美術鑑賞教室に参加し、思い思いの発見や感想を交換しあいました。

第13回 子ども美術鑑賞教室「くらしにはなやぎを〜夢二のしごと〜」

 資料や封筒など比較的小さくガラスケースの中に入っている作品が多い中、竹久夢二の《旅》と《「ポリドール・レコード4月新譜」ポスター》の、全員で鑑賞できる作品2点を鑑賞しました。

 絵の中の人物像やその人物の気持ちを想像し発言しあう場面では、自由奔放な子ども達の発言が会場に笑いを誘いました。またポスターでは、書かれた文字情報から「絵画」というより「情報を知らせる媒体」と自ら理解したり、鋭い洞察力を伺わせました。

第13回 子ども美術鑑賞教室「くらしにはなやぎを〜夢二のしごと〜」 第13回 子ども美術鑑賞教室「くらしにはなやぎを〜夢二のしごと〜」

 先生との鑑賞のあと、20分間の自由鑑賞の時には手持ちのワークシートに好きな作品の模写を行いました。夢二の美人画を模写し、本の表紙や千代紙の柄を熱心に観察して、各々このあとのポストカード作りに備えました。

第13回 子ども美術鑑賞教室「くらしにはなやぎを〜夢二のしごと〜」 第13回 子ども美術鑑賞教室「くらしにはなやぎを〜夢二のしごと〜」 第13回 子ども美術鑑賞教室「くらしにはなやぎを〜夢二のしごと〜」

 1時間の鑑賞後講堂に戻り、色鉛筆やクーピーを使って、夢二の作品をモチーフにしたポストカードを作成。榛名山や榛名湖の風景も多く見られました。1枚に留まらず、2枚目・3枚目とアイディアがどんどん溢れてくる様子もうかがえました。

第13回 子ども美術鑑賞教室「くらしにはなやぎを〜夢二のしごと〜」

 約2時間半の間で、子ども達は「みること」と「つくること」の二つの活動を通して、竹久夢二について理解を深めていきました。このような鑑賞教室を体験することで、創作活動以外にも美術を楽しむ方法があること、美術館に関わらず美術を発見できる場所は周囲にあふれていることなどを、子ども達が気づいてくれればと思います。この鑑賞教室はリピーターも多数いるようなので、これからもファシリテートする先生達の個性に応じて、様々な鑑賞・創作活動を期待したいと思います。

(当館研究補佐員 朴鈴子)

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