作家略歴

ザオ・ウーキー Zao Wou-Ki

1921年(大正10)−

1921年 中国、北京に生まれる
1935年 杭州美術学校に入学(41年同校講師となる)
1948年 パリに移住
1957年 初個展(ギャルリー・ド・フランス、パリ)
1963年 「現代絵画の動向―西洋と日本―」展(国立近代美術館京都分館)出品
1964年 「無次元の絵画」展(アメリカ文化センター、パリ)出品
1979年 作家寄贈による80点の版画が展示される(パリ国立図書館)
1981年 個展(国立グラン・パレ美術館、パリ)
「ザオ・ウーキー展 油彩と墨絵」(福岡市美術館)
1983年 個展(北京美術館、杭州美術大学)
1984年 水墨画展(ジャン・クリュジュ画廊、ジュネーブ)
レジヨン・ドヌール勲章オフィシエ章受章
1986年 個展(ピエール・マティス画廊、ニューヨーク)
1987年 個展(フジテレビギャラリー、東京)
1994年 高松宮殿下記念世界文化賞受賞(絵画部門)
1997年 「メイド・イン・フランス1974−1997」展
(ポンピドゥーセンター、パリ)出品
1998年 (-1999年)「ザオ・ウーキー絵画60年回顧」展
(上海美術館、北京中国美術館、広東美術館)
2000年 (-2001年)「中国、皇帝たちの栄光」展
(パリ市立プティ・パレ美術館)出品
2002年 「ザオ・ウーキー、自然を夢みる」展(シュノンソー城)
2003年 個展(国立ジュ・ド・ポーム美術館、パリ)
2004年 (-2005年)「ザオ・ウーキー」展(ブリジストン美術館)

 中国名、趙無極。北京の裕福な銀行家の家系に生まれ、10歳から描画を始め、家族に支持された。14歳で杭州美術学校に入学。1948年パリに移住、アカデミー・グランド・シヨミエールに通い、オトン・フリエスに師事。サロン・ド・メに出品するほか、各国の国際展でも活躍。アンフォルメルを中心とした当時の運動に影響を受け、当初は具象的な作品だったが、50年代半ば抽象へと移り、以降抒情的な抽象画家として評価を得る。1962年、作家アンドレ・マルローの著作『西洋の誘惑』に挿絵としてリトグラフを制作し、60〜70年代にかけて挿絵の仕事が続く。1971年からは墨絵も制作する。82年には、友人I・Mペイが設計し、ザオ・ウーキーが2点の墨による大作(280×360p)を描いた北京の芳香宮ホテルが完成した。近年はジュ・ド・ポーム美術館での大規模な個展やブリジストン美術館での本格的な回顧展が記憶に新しい。


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